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バイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督は、ヨーロッパのほぼあらゆるクラブから望まれる指揮官だ。
元バルセロナ監督のグアルディオラ氏は、ドイツでも昨季2冠を達成し、今季もここまでブンデスリーガ28試合でわずか2敗、残り6試合で2位に勝ち点10差と成功を収めている。
15日のチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ、ポルトガル王者ポルトとの対戦を前に、バイエルンのCEOであるカール=ハインツ・ルンメニゲ氏がグアルディオラ監督を称賛した。
ルンメニゲ氏はグアルディオラ監督を「監督はすべての鍵となる存在だ」と述べている。
「彼が持つプランはA、B、Cではない。彼にはアルファベットの最後までプランがあるんだ。今のところ、ペップがどんな戦術を用いるかを知っている対戦相手の監督はいないと思う」
また、ルンメニゲ氏は「実際、私だってスタジアムに行っても分からないときがあるんだ。彼のすべてに驚き、圧倒的に魅了されるということが、何度となくあるんだよ」と語り、グアルディオラ監督の戦術の多彩さを称えている。
(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。
元オランダ代表のMFルート・フリット氏が現地時間14日、ローレウス世界スポーツ賞の記者会見に出席し、EURO2016予選で苦戦している母国オランダ代表を心配した。
EURO2016予選のグループAで現在3位につけるオランダ。先月行われたホームのトルコ戦でも1点リードされ、後半のアディショナルタイムにどうにか引き分けに持ち込んだ。
ブラジルW杯では3位に輝いたオランダだが、新監督のフース・ヒディンク氏を迎えて以降は苦戦を強いられ、EURO予選敗退の危機に陥っている。
1988年に同大会の優勝経験を誇るフリット氏は「私は、再び上昇気流を描くことを望んでいる」と巻き返しを希望し、「予選敗退になれば、非常に恥ずかしいことだ」とコメントした。
そして、代表の厳しい状況に「簡単なことではない。我々は新しい解決策を見つける必要がある」と、今のままではまずいことを指摘している。
さらに「我々は攻撃に偏りすぎて、時に守備をおろそかにしている」と、問題点を分析。W杯では「ロビン・ファン・ペルシとアリエン・ロッベンの個人の素晴らしい能力でそれが打ち消されていた」と考えているようだ。
フリット氏は特にロッベンに期待を寄せており「アリエンはハイレベルにいる。長期間の負傷がなかったからだ。将来的にも重要な存在となるだろう」と、コンスタントに出場することで、常にトップレベルのプレーを見せるロッベンの存在がオランダのカギとなると話した。
しかし、ロッベンは現在腹筋の肉離れで長期離脱中。練習を再開したものの、復帰はまだ先と考えられている。
ブンデスリーガでも得点ランキング2位と絶好調のロッベン。バイエルン・ミュンヘンの快進撃の要因の1つとなっているが、代表でもフリット氏の望む様にオランダの救世主となれるだろうか。
日本代表FW本田圭佑が所属するミランのイタリア人FWステファン・エル・シャーラウィが、復帰が近づいていることを明かした。クラブ公式チャンネル『ミラン・チャンネル』のインタビューに応えている。
1月24日のラツィオ戦で右足第5中足骨を骨折し、この試合を最後に戦列を離れているエル・シャーラウィは「コンディションと持久力を取り戻し、3週間以内には復帰できるようにと願っている。シーズン最後の月にプレーできる自信を抱いている。欧州カップ戦の出場権獲得に向けて、チームを助けたい」と復帰が近づいていることを明かした。
「3カ月も戦列を離れることは面白いことではないよ。走ることができるようになったり、ボールを扱った練習も可能になって嬉しく思う。けがをしていた足は治り、もう骨折はしていない。従って、やるべきことは、急いでコンディションを取り戻すことだ」と続け、骨折に関しては完治していることを強調した。
そして、19日に行われるインテルとの“ミラノ・ダービー”については「特別な戦い。何が何でも、この試合の重要性を考え、順位のためにも勝利を目指さなければならない。チームメイトは、本当に激しくトレーニングをこなし、努力している。良い結果が出るように願っている」と語り、欠場が確実となったダービーに向けて、チームメイトにエールを送った。
11日に行われたブンデスリーガ第28節で、自動降格圏の17位に沈んでいたパーダーボルンが、7試合ぶりとなる得点を決め、アウクスブルクに2-1の勝利。勝ち点3も手にし、順位を1つ上げることに成功した。そんな歓喜に沸く同クラブが今、別の話題で大衆紙『ビルト』など複数ドイツメディアに取り上げられている。
13日午前、パーダーボルンはフェイスブックのクラブ公式ページに、とある動画を掲載。黒い服装で覆面をかぶった3人組の男が12日から13日にかけての深夜、同クラブのホームスタジアム『ベントラー・アレーナ』に侵入する様子が防犯カメラによって撮影されており、犯人たちはたった2分の間にアンドレ・ブライテンライター監督が普段愛用しているソファーを持ち去ってしまった。
そして同クラブはこの映像を公開するとともに、「警察に通報し、捜査を開始してもらう予定」とフェイスブック上で発表した。
しかし、これは通常より約2週間遅れの“エイプリル・フール”。
つまり3人の泥棒はクラブの従業員で、全てが完全なる自作自演。管轄するビーレフェルト警察署もドイツメディアからの質問に対し「被害届は何も来ていない」と話しているそうだ。
念のためパーダーボルンも周囲に迷惑をかけないよう、1週間前に同警察署へ「スタジアム周辺で撮影をする」と連絡を入れたようだが、ビーレフェルト警察の広報担当ミヒャエル・ビーアマン氏いわく、「詳しい内容は教えてもらえなかった」という。
ただし、普段はバイエルンやドルトムント、シャルケなどのビッグクラブに注目が集まる中で、この話題作りは一定の成果を上げた。たった半日足らずで動画は9万回以上再生され、クラブ史上初のブンデスリーガを戦っているドイツ中西部の小クラブは一躍“時のクラブ”となっている。
ちなみにベントラー・アレーナは昨年10月に本物の空き巣被害に遭っており、今回の自虐ネタについて『ビルト』は「これが残留争いの手助けになるかどうかは疑問だが…」と記している。
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグが現地時間14日に行われ、レアル・マドリーは敵地ビセンテ・カルデロンでアトレティコ・マドリーと対戦して0-0の引き分けに終わった。
マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は試合後の記者会見で「前半は特に0-0よりもっと相応しい結果に値したと思う。我々の前半はファンタスティックだった、良いプレーで個性も示した」と、チームの前半を称えた。
しかし、後半については「彼等はプレスを強め、ポゼッションを保つのが難しくなった。それでも最低限の結果は得られた」と、アトレティコの試合内容を称えた。
マドリーのシュートを何度も防いだGKオブラクについては「アトレティコの守備は世界最高峰だ。オブラクは偉大な仕事をした」と絶賛する。
マドリーには何が足りなかったかと訊かれた際「細かいディテール。ゴールチャンスはあったし、全員の守備意識は素晴らしかったけど、決定力が足りなかった」と語った。