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フリット氏、母国のEURO予選敗退を危惧。救世主にロッベンを指名

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フリット氏、母国のEURO予選敗退を危惧。救世主にロッベンを指名

 フリット氏、母国のEURO予選敗退を危惧。救世主にロッベンを指名

 

  元オランダ代表のMFルート・フリット氏が現地時間14日、ローレウス世界スポーツ賞の記者会見に出席し、EURO2016予選で苦戦している母国オランダ代表を心配した。

  EURO2016予選のグループAで現在3位につけるオランダ。先月行われたホームのトルコ戦でも1点リードされ、後半のアディショナルタイムにどうにか引き分けに持ち込んだ。

  ブラジルW杯では3位に輝いたオランダだが、新監督のフース・ヒディンク氏を迎えて以降は苦戦を強いられ、EURO予選敗退の危機に陥っている。

  1988年に同大会の優勝経験を誇るフリット氏は「私は、再び上昇気流を描くことを望んでいる」と巻き返しを希望し、「予選敗退になれば、非常に恥ずかしいことだ」とコメントした。

  そして、代表の厳しい状況に「簡単なことではない。我々は新しい解決策を見つける必要がある」と、今のままではまずいことを指摘している。

  さらに「我々は攻撃に偏りすぎて、時に守備をおろそかにしている」と、問題点を分析。W杯では「ロビン・ファン・ペルシとアリエン・ロッベンの個人の素晴らしい能力でそれが打ち消されていた」と考えているようだ。

  フリット氏は特にロッベンに期待を寄せており「アリエンはハイレベルにいる。長期間の負傷がなかったからだ。将来的にも重要な存在となるだろう」と、コンスタントに出場することで、常にトップレベルのプレーを見せるロッベンの存在がオランダのカギとなると話した。

  しかし、ロッベンは現在腹筋の肉離れで長期離脱中。練習を再開したものの、復帰はまだ先と考えられている。

  ブンデスリーガでも得点ランキング2位と絶好調のロッベン。バイエルン・ミュンヘンの快進撃の要因の1つとなっているが、代表でもフリット氏の望む様にオランダの救世主となれるだろうか。

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