政治そのほか速
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安倍晋三首相は23日、日韓の首相経験者らが両国の関係改善を目指す「日韓・韓日賢人会議」のメンバー12人と首相官邸で会談した。日韓国交正常化50周年となる今年中の日韓首脳会談実現を目指すことで一致した。
会談には日本側は福田康夫元首相や河村建夫元官房長官、韓国側は李洪九(イ・ホング)元首相らが出席した。
首相は「日韓関係には難しい問題は存在しているが、前提条件をつけずに首脳レベルで率直な話し合いを行いたい」と述べた。そのうえで「皆さんの長年の知見、知恵を生かして、今後の日韓関係発展のために協力いただきたい」と求めた。李氏は「安倍首相が指導力を発揮されることを期待している」と応じた。
李氏は会談後、記者団に首脳会談の実現について「両国が努力すれば進展するような機運は感じた」と述べた。【松本晃】
新潟水俣病第3次訴訟の判決を受け、「不当判決」と書かれた紙を掲げる原告団の弁護士=23日午後、新潟市中央区
新潟水俣病の未認定患者ら11人が国と新潟県、原因企業の昭和電工を相手に1人1200万円の損害賠償などを求めた第3次訴訟の判決が23日、新潟地裁であった。大竹優子裁判長は7人を水俣病と認め、原因企業の昭和電工に1人330万~440万円の賠償を命じたが、国と県への請求は棄却した。
新潟水俣病をめぐる判決は1992年の第2次訴訟第1陣の判決以来、23年ぶり。過去の判決でも国の責任は認められていなかった。原告弁護団は「行政の責任を認めず、不当判決だ」と述べ、控訴する方針を示した。
判決は、原告のうち7人は同居の親族が認定患者であることなどから、水俣病患者と認めた。一方、他の原告については、メチル水銀の大量摂取は認められず、症状は他の病気に起因する可能性があるなどとして、訴えを退けた。
国や県の責任については、「1965年の公式確認以前に、阿賀野川流域でメチル水銀による魚介類の汚染が発生していると認識することは困難だった」と指摘。排水規制をしなかったことは違法とは言えないと結論付けた。
記者会見する理化学研究所の野依良治理事長=23日午後、埼玉県和光市
STAP細胞の論文問題で、下村博文文部科学相は23日、埼玉県和光市の理化学研究所を視察後、野依良治理事長(76)の退任人事を24日の閣議に提案する考えを明らかにした。続いて記者会見した野依理事長は引責辞任を否定した。後任には松本紘前京都大学長(72)が就任する見通し。
野依理事長は会見で「人事については話せない」と述べるにとどまったが、引責辞任の可能性を問われると、「研究組織の長が引責した例は皆無」と強く否定した。
昨年1月に小保方晴子元研究員(31)らがSTAP細胞論文を発表した直後から不正が指摘されていたのに、理研の対応は遅れた。野依理事長は「当初は画像の取り違えにすぎないと認識していた」と反省点を述べる一方、不正については「現場の研究者の責任」と強調。真相解明の遅れについても「最善の努力をしたつもり」と述べるなど弁明に終始した。
23日、オーストラリアのシドニーで、超大型サイクロンに見舞われたバヌアツの被災状況を説明する薗浦健太郎外務政務官
【シドニー時事】国連人道問題調整事務所(OCHA)は23日、超大型サイクロン「パム」が直撃した南太平洋の島国バヌアツの被災状況について、死者数を16人から11人に修正したと発表した。
バヌアツ政府はこれまで、「入院患者の病死は被災死でない」と主張し、国連が発表する死者数に異議を唱えていた。
一方、バヌアツの被災地を視察した薗浦健太郎外務政務官は23日、経由地のオーストラリア・シドニーで記者団の取材に応じた。バヌアツでキルマン外相と会談した際、被災諸国に総額120万ドル(約1億4400万円)の追加無償援助を検討していることを伝えたと説明。キルマン外相からは「食料やシェルター(避難所)、長期的な医療援助をお願いしたい」との要望があったという。
観月ありささん
女優の観月ありささん(38)が建築関連会社社長の男性(42)と結婚したと、所属事務所が23日までに発表した。21日に婚姻届を提出したという。
〔写真特集〕嫁にしたい、したかった
事務所によると、2人は約1年半前から交際していた。挙式などは未定という。観月さんは「これからも感謝の気持ちを忘れずに、公私ともに今まで以上にまい進できるよう精進し、新たな人生を歩んでいきたい」とコメントした。
観月さんは24年連続で連ドラに主演。最近では、テレビ朝日系ドラマ「出入禁止(できん)の女」で主役を演じた。