政治そのほか速
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記者会見する理化学研究所の野依良治理事長=23日午後、埼玉県和光市
STAP細胞の論文問題で、下村博文文部科学相は23日、埼玉県和光市の理化学研究所を視察後、野依良治理事長(76)の退任人事を24日の閣議に提案する考えを明らかにした。続いて記者会見した野依理事長は引責辞任を否定した。後任には松本紘前京都大学長(72)が就任する見通し。
野依理事長は会見で「人事については話せない」と述べるにとどまったが、引責辞任の可能性を問われると、「研究組織の長が引責した例は皆無」と強く否定した。
昨年1月に小保方晴子元研究員(31)らがSTAP細胞論文を発表した直後から不正が指摘されていたのに、理研の対応は遅れた。野依理事長は「当初は画像の取り違えにすぎないと認識していた」と反省点を述べる一方、不正については「現場の研究者の責任」と強調。真相解明の遅れについても「最善の努力をしたつもり」と述べるなど弁明に終始した。