今年はバレンタイン当日の2月14日が土曜日。ウィークデーではないので、チョコレートをいつ渡したらいいんだろう?と悩んでいる女性も多いのでは?
「ご飯作って」と甘える彼の真意は?不倫相手の本気度を見抜く3つのポイント
前日に渡すのが無難な感じはしますが、それがベストなのかは微妙。でも、週明けの月曜日では遅すぎるし…。そんな悩みを解決するため、20~30代の女性に、いつチョコを渡す予定かをリサーチしてみました。
<義理チョコは前倒しで!>
まずは職場や取引先の人への義理チョコ。土日が休日の職場で働く女性たちは、想像通りこのように回答してくれました。
●「13日に渡します。特に上司には、遅れて渡すと失礼だと思うので」(29歳・金融)
●「社内の何人もに義理チョコを渡さなきゃいけないから、結構時間がかかるんです。面倒なことは早めに済ませたいので13日にするつもり」(26歳・不動産)
●「週をまたぐとバレンタインムードが終わってそう。13日に渡すのがマナーかな?」(31歳・銀行)
やっぱり「13日に前倒しで渡す」人が多いんですね。義理チョコはある意味、お歳暮や年賀状と同じ季節の贈り物のようなものなので、早めに渡すのがマナー的に正解なのでしょう。
<本命チョコは14日に!>
彼氏への本命チョコは、バレンタイン当日の14日に渡すという方が大多数でした。その日は土曜日なので、デートの約束をしている女性も多いよう。
ただ、既婚者とお付き合いしている人や彼に二股をかけられている人は、当日に渡すのは難しそう…とのこと。
●不倫中
「14日と15日の土日は奥さんとの用事を入れられてしまいました」(28歳・商社)
●セカンド
「彼に14日に会いたいと言ったら、『ちょっとムリ』と断られました。その日はお泊りだろうから15日の夕方に会えたら渡したいな…」(25歳・アパレル)
自分は本気でも、相手からは本命彼女と認められない女性にとっては、土曜日のバレンタインは切ないものになりそうです。
<気になる男性には、あえて…>
「バレンタインに片思いの相手に告白したい」と考えている女性もいるはず。その場合、今年はいつ渡すのがベストなのでしょう?
●「気になってる同僚には、週明けの16日に渡す予定です。遅れて渡すことで印象に残るといいな…と思って。『本命チョコだから、緊張して渡すのが遅くなっちゃった』と言い訳するつもり(笑)」(26歳・旅行代理店)
あえて渡す日を遅らせることで、本気度を伝えるという作戦もあるんですね。
なお、美容師の千晴さん(28歳・仮名)は、去年のバレンタインに告白し、みごとに彼の心をゲットしたとか。そのエピソードをご紹介します。
千晴さんには、長年友達づきあいをしている男性がいました。去年のバレンタイン、今年こそちゃんと告白しようと心に決めた彼女は、勇気を振り絞って翌日の土曜日に彼を映画に誘いました。
映画の後、2人はチョコレートショップのカフェへ。そこで千晴さんは彼にチョコのドリンクをご馳走したのです。
●「『これ、チョコの代わりだから』と伝えたら、彼の顔が一気に赤くなったのを覚えています」(千晴さん)
このことがきっかけで、千晴さんは無事に彼とのお付き合いをスタート。
本命チョコを渡すときは、こんなふうにちょっとした演出をするのも素敵ですね。
今回のリサーチを通して、バレンタインのチョコは、渡す日によっても大きく意味が変わるということがわかりました。
義理チョコは13日に渡したほうがいいけれど、本命チョコは早めに渡すと義理だと思われてしまうかも。
どうしても14日に渡せず、別の日に渡す場合は、なぜその日に渡すのかを恥ずかしそうに伝えるといいかもしれません。
(文=三浦由子)