政治そのほか速
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トヨタ自動車労働組合は10日、春闘交渉の終盤に向け、愛知県豊田市で組合員に団結を呼びかける集会を開いた。鶴岡光行・執行委員長は、焦点となっているベースアップ(ベア)について「昨年の獲得実績を乗り越え、大きな前進を図る」と決意を表明し、昨年の2700円を上回る水準を目指す考えを強調した。
鶴岡委員長は一時金(ボーナス)について「満額、要求通りだ」と訴えた。その後、参加した約4000人の組合員と拳を突き上げて「ガンバロー」を三唱し、11日に開かれる第3回交渉に向けて気勢を上げた。
トヨタ労組は昨年の春闘で4000円のベアを要求した。今年は6000円を要求しており、一時金は6・8か月分(約247万円)を求めている。
大相撲春場所(大阪府立体育会館)3日目の10日、西前頭5枚目の遠藤(穴水町出身、追手風部屋)は、西前頭7枚目の徳勝龍を押し出しで破り、2勝1敗とした。
遠藤は右で張ってから左を差し、一気の出足で相手を押し出した。4日目の11日は、西前頭3枚目の碧山(今場所1勝2敗)と対戦する。
東十両2枚目の輝(七尾市出身、高田川部屋)は、幕内での相撲。西前頭16枚目の千代丸に押し出しで敗れ、1勝2敗となった。
冬型の気圧配置が強まった影響で、東海地方は10日、日中の気温が上がらず、真冬並みの寒さとなり、名古屋市など平野部でも雪が舞った。11日昼頃にかけて岐阜県の山間部では大雪の予報で、平野部でも積雪が見込まれており、気象庁は交通の乱れや路面の凍結などに注意を呼びかけている。
気象庁によると、10日の最高気温は、名古屋市が平年より4・4度低い8・5度、岐阜市で4・9度低い7・9度、津市で3・3度低い8・8度など。多くの観測地点の最高気温が前日を4~10度下回った。
また、雪の影響で、東海道新幹線は一部区間で速度を落とし、列車に遅れが出た。
11日午後6時までの予想降雪量は、岐阜県の山沿いで最大80センチ、愛知県の山沿いで同15センチなど。平野部でも岐阜県で同20センチ、愛知、三重県で同10センチ。
東日本大震災の被災地の食品を食べて復興を応援しようと、中津川市千旦林の観光施設「ちこり村」に東北の名産を集めた「東北グルメを食べて応援しよう!」コーナーが設けられ、観光客らの人気を集めている。
農林水産省の「食べて応援しよう」事業の一環で行われた商談会にちこり村担当者が出席。商談会で会った岩手、宮城、福島県の生産者らと話し合い、売り場を設置することになった。
ビーフシチュー(宮城県、税込み860円)やヤマブドウのジュース(岩手県、同2600円)、ラーメン(福島県、同700円)など40種以上の食品を販売。5月には、東北の農園に実際に足を運んで現地を体験する企画も計画している。
同コーナーは5月の大型連休まで開催予定。ネットショップ「楽天市場」とタイアップし全国への発送も可能で、ちこり村では「東北の復興支援を行うと同時に、東北の魅力を中津川から発信していきたい」と話している。
問い合わせは、ちこり村(0573・62・1545、午前8時半~午後5時)。
昨年初めて韓国に渡り、同国内を移動していた豊岡生まれのコウノトリの雌「ポンスニ」が9日、最初の飛来地、金海(キメ)の花浦川湿地付近に戻って来た。初飛来の日から約1年ぶりに再び姿を現したことに、現地の関係者は「初めての土地を覚えていてくれて、うれしい」と喜んでいる。
ポンスニは、昨年3月18日に同湿地に初飛来した後、半年ほど居続けた。同10月に約100キロ西の河東郡へ移動し、今年1月には同郡から約250キロ北西の瑞山市へ向かった。瑞山市では野生のコウノトリや韓国の飼育施設から逃げたコウノトリと一緒に行動していた。
今月9日、花浦川湿地を見学していた韓国南部の別の湿地公園の職員らが「近くでコウノトリを見た」と花浦川湿地公園生態学習館の郭承國(クァクスングク)館長に伝えた。郭館長が慶尚南道ラムサール環境財団職員の李贊雨(イチャヌ)さんと探したところ、ポンスニが以前よくいた高圧鉄塔に止まっていたという。
同湿地は、今月3日頃までポンスニがいた瑞山市より緯度が低い。李さんは「一緒にいたコウノトリが越冬を終えて北へ帰ったのに、ポンスニだけ戻ってきたのは、ここが快適だからだろう。ポンスニの古里・豊岡市との交流を活発にし、人間と共存できる環境作りを進めたい」と話した。