政治そのほか速
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最優秀賞に選ばれた「あっぱ連」の動画の一場面
徳島市はこのほど、公募していた「みんなで踊る阿波おどり」の応募動画から受賞9作品を決定した。動画は従来の踊り方に縛られず、2人以上で自由に踊るもので、1月末までの応募期間に、全国から49作品が寄せられた。
最優秀賞は、様々な国籍の人が一緒に踊る作品。東京に住む米国人やブータン人らと日本人のグループ「あっぱ連」が、「あっぱれ!」を合言葉に踊る。審査員は「いろいろな国の人々が、阿波おどりでひとつになって楽しく踊っている様子がすばらしい」と評価した。優秀賞には、フラダンスとエアロビクスを取り入れた作品など3作品が選ばれた。
市のイメージキャラクター公式ホームページ「トクシィの部屋」でこれらの作品を公開中。英語版のサイトも開設しており、市は「日本文化の阿波おどりを世界にも発信していきたい」としている。【もぎたて便】
サッカーJ2・FC岐阜と岐阜大学(岐阜市)は18日、同大学で環境保全における連携に関する覚書の調印式を行った。
覚書では、同大学の学生が、FC岐阜のホーム試合でのゴミ処理をボランティアで行うほか、FC岐阜のホーム試合が行われる際、同大学の駐車場を開放、バスを運行して車の来場者を減らすなど環境対策についての取り組みについて検討するとしている。
調印式では、FC岐阜の恩田聖敬(さとし)社長と森脇久隆学長が覚書を交わした。森脇学長は「FC岐阜と環境分野という切り口で地域に貢献していきたい」と話し、恩田社長は「今までも岐阜大学の学生にはお世話になっていたが、より強く地域貢献をしていければ」と話した。
受託収賄罪などに問われた美濃加茂市の藤井浩人市長(30)に対する1審・名古屋地裁での無罪判決を不服として、名古屋地検が18日控訴したことを受け、市幹部や市民から、市政への影響を懸念する声などが聞かれた。
「控訴」の連絡は同日午前10時半頃、弁護団から藤井市長に伝わった。藤井市長は、幹部会議で「(控訴されても)平常通りに仕事に臨みます」と話したという。同席した市幹部は「市長の姿勢をみて、私たちも元気をもらった。ともに頑張ろうと思った」と語った。
午前中、住民票交付のため市役所を訪れた主婦(28)は、「無罪判決が出て、もう終わったと思っていた。市政が停滞し、市民にも迷惑がかかるから、早期決着を望みます」。会社員男性(53)は、「市民としては、控訴を断念してほしかった。正常な市政運営に早く戻ってもらいたい」と話した。
藤井市長は午後4時前、市役所に戻り、記者団に対し、「(控訴には)正直、びっくりした。被告人の肩書がつき、市民には迷惑をかけるため、検察には許せない気持ちでいっぱいだ」と述べたうえ、「来年度はトップセールスで頑張りたかったが、対外的な影響が出れば残念だ」と話した。
また、市議会は同日午後4時から、各会派の代表者会議を開き、対応を協議した。19日に全員協議会を開き、市長に今後の市政運営を問う申し入れ書を手渡すという。
18日発表された公示地価(1月1日現在)で、県内の住宅地は0・8%で3年連続、商業地も1・4%で2年連続それぞれ上昇した。名古屋市や尾張、西三河地域で上昇が続く一方、知多や東三河地域で下落が続いており、調査した不動産鑑定士は「二極化に歯止めがかからない状況」としている。(菊池宏一郎)
◆概 況
調査は県内1638地点で実施。上昇地点は住宅地で55・4%(昨年56・2%)、商業地で57・8%(同60%)と過半数を占め、景気回復を背景に堅調が続く。名古屋市では、住宅地で1・7%、商業地で2・9%上昇し、全体を押し上げた。
一方、住宅地、商業地とも下落地点は減少。ただ、下落率の高い市町村は美浜、南知多町などの知多地域や新城市などが占めた。不動産鑑定士の樋沢武司さんは「人口減少の激しい過疎地域や津波への懸念がある沿岸部での下落傾向は今後も続くだろう」と分析。消費増税の影響で、郊外で地価の下落がみられたという。
名古屋大学の福井康雄教授(電波天文学)らの研究グループは18日、観測していた巨大星について、誕生後、最も初期の段階にあることがわかったと発表した。形成直後の巨大星が観測されたのは初めてといい、形成のメカニズムの解明が進むと期待される。研究成果は大阪大での日本天文学会で19日に報告される。
巨大星とは、質量が太陽の8~120倍。誕生から1000万年で超新星爆発を起こして生命のもとになる炭素などの重元素を合成し、宇宙の進化に大きな影響を与えてきたとされる。
発表によると、名古屋大がチリに設置した電波望遠鏡「なんてん2」などで、1万光年離れた星雲に、太陽の20倍と推定される巨大星を確認。観測データから、誕生後10万年以内の巨大星と判明した。直径20光年以上の大型の分子ガス雲に、直径約10光年の分子ガス雲が秒速10キロで衝突して分子ガスが強く圧縮され、ガス雲のくぼみの中に巨大星が生まれたとみられる。
福井教授は「分子ガスが圧縮され、圧縮層から星が形成される過程など、さらに研究を進め、宇宙全体の進化の解明につなげていきたい」と話している。