政治そのほか速
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◇あす奈良大付と初戦
甲子園球場で21日に開幕した選抜高校野球大会の開会式で、敦賀気比ナインは、大歓声に包まれて入場行進。「いち、いち、いち、に」と掛け声を合わせながら、真剣な表情で甲子園の土を踏みしめていた。
開会式を終えた篠原涼主将は「思いっきり声を出して幸先の良いスタートを切れた。試合では、初回から積極的なプレーを心掛けたい」と話していた。
◇敦賀気比・東監督「投手戦になる 踏ん張って」
◇奈良大付・田中監督「初出場 チャレンジ精神で」
敦賀気比は大会第3日の23日第1試合で、奈良大付(奈良)と対戦する。敦賀気比の東監督、奈良大付の田中監督に相手チームの印象や意気込みなどを聞いた。
――相手チームの印象は。
東「すごくいい投手がおり、守備も堅いので、なかなか点がとれない印象」
田中「北信越の強豪で経験豊富な選手もおり、打撃も強い」
――警戒する選手は。
東「坂口大誠投手は、かなり制球が良く、スピードもある。池田陵太選手は勝負強いと聞くので前に走者をためないようにしたい」
田中「投打ともに中心の平沼翔太投手や、俊足の好打者・篠原涼選手には警戒したい」
――どんな戦い方を。
東「それほど点がとれるチームではないので、投手がしっかり抑え、守備のミスも少なくしたい。投手戦になりそうだが、我慢して踏ん張ってほしい」
田中「打撃力が少し弱いので投手を中心にしっかり守りたい。競ったゲーム展開の中、最後に勝負を決めることができれば、理想的だと思う」
――試合への意気込みを。
東「初戦は本当に大事な試合なので、1点でも多く点をとって勝ちたい」
田中「何もかも初めてなので、常連校の敦賀気比にチャレンジ精神で挑んで精いっぱい頑張りたい」
働き盛りの乳牛が起立不能になり、搾乳ができなくなる低カルシウム血症を簡単に診断できるシステムを帯広畜産大の伊藤めぐみ助教(42)(獣医学)と道立総合研究機構、酪農学園大の研究班が開発した。起立不能による道内酪農家の経済損失は年間約60億円に上る。同症は起立不能の原因の約6割を占めており、実用化されれば酪農家の支えになりそうだ。
伊藤助教によると、道内では年間、出産前後の乳牛約4万頭が起立不能に陥り、そのうち約4000頭が死亡している。伊藤助教は、生乳生産量の低下や治療代、乳牛の調達コストなどから損失額を道内だけで年60億円と推計した。
同症では、ふらつきや食欲低下などの兆候はあるものの、「起立不能となる乳牛と、ならない個体の違いは見ただけでは事前にはわからない」(伊藤助教)という。伊藤助教らは、2013年度から総務省の委託を受け、低コストで素早く診断する技術の研究開発に着手。道内各地の乳牛約900頭から採血するなどし、血中カルシウム濃度が低下すると心電図の波形に特有のパターンが表れることを見いだした。
この原理を利用し、無線式の心電計を乳牛に装着、タブレット端末のアプリで心電図の波形を分析して血中のカルシウム濃度を30秒程度で高精度に推定するシステムを開発した。従来は、乳牛から採血し、100万円以上する機器で分析したり、専門施設に送ったりする必要があった。
伊藤助教は既に動物用医療機器メーカーと話し合いを進めている。早期に、獣医向けの機器を低価格で実用化したいとしており、「起立不能を予防できるようになれば、酪農家にとっては大きな利益になる」と期待している。
「愛・地球博(愛知万博)開幕10年」をメインテーマに、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)で21日、「春まつり」が始まり、大勢の人出でにぎわった=写真、中根新太郎撮影=。会場では、当時のイベントやパビリオン内の映像が流され、当時掲示されたポスターの展示も行われた。訪れた人たちは「万博期間中」さながらにステージで繰り広げられる世界の音楽やダンスなどを楽しんでいた。まつりは22日まで。
京奈和自動車道の大和御所道路のうち、御所インターチェンジ(IC)―御所南IC間(2・5キロ)が21日、開通した。22日午後3時には、西名阪自動車道と連結する郡山下ツ道ジャンクション(JCT)―郡山南IC間(1・6キロ)でも車両の通行が開始される。
2012年には、橿原高田IC―御所IC間(3・7キロ)がすでに開通している。御所南IC―五條北IC間(7・2キロ)が16年度に開通すれば、橿原市から和歌山県までの区間が全てつながる。橿原北IC―橿原高田IC間(4・4キロ)の開通時期は未定。
21日の式典には約170人が出席。テープカットや通り初めで祝った。御所市の東川裕市長は「国道309号とも接続し、吉野方面の玄関口になる」とあいさつし、観光振興や産業誘致への期待をにじませた。
大和御所道路と並行する国道24号の川西町結崎―田原本町十六面の区間(3・5キロ)も28日午後3時から通行可能となる。
長浜バイオ大学(長浜市田村町)で21日、卒業式と学位授与式があり、学部卒業生262人と大学院修了生48人(前期44人、後期4人)が、希望を胸に社会へ巣立った。
三輪正直学長は「新しい職場で批判されることもあるが期待や愛情の証し」と式辞を述べ、最後に全員の名前を読み上げた。学部卒業生を代表して、バイオサイエンス学科の平山亮太さん(23)は「4年間で培った知識で、未来の発展に貢献していきたい」と決意を述べた。
卒業生は、体育館前広場で記念撮影をした後、在校生や保護者らが見守る中、恒例の「角帽投げ」を行い、大空高く角帽を投げ、それぞれの道での飛躍を誓った。