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山陰初となる4年制看護大の鳥取看護大(倉吉市福庭)が開学し、9日、入学式が行われた。県内外から第1期生80人が集い、新たな一歩を踏み出した。
同大学は看護学部看護学科のみの単科大。県内の慢性的な看護師不足解消のために、県看護連盟や県中部の自治体が学校法人藤田学院に4年制看護大設置を要望。県、中部1市4町から約16億円の支援を受け、設置された。新入生の7割は県内出身者。
入学式では、近田敬子学長が、「社会の激変の波は容赦なくやってくる。逃げずに向き合い、社会に貢献できる人材になってほしい」と新入生を激励。新入生を代表して県立米子西高卒の林原美晴さん(18)が、「人間として成長し、夢の実現に向けて努力していきます」と決意を述べた。
学生たちは看護学などの基礎を学び、実習を重ねて、看護師や保健師、養護教諭を目指す。看護師だった祖母の影響で保健師を目指す松江市出身の小森日菜子さん(18)は、「相手に寄り添って信頼される人間に成長し、社会に貢献できるようになりたい」と目を輝かせていた。