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中津川市千旦林の中京学院大の学生らが、同市の苗木遠山史料館の土産物の開発に取り組んでいる。学生らは「史料館の新しい名物になれば」と意気込んでいる。
苗木城跡近くにある同史料館は、中世・戦国時代から明治初期まで、苗木遠山家の資料を中心に文化遺産などを保存、公開している。これまで土産物がなかったことから、同史料館とボランティア団体「苗木城跡・苗木遠山史料館友の会」が昨年、同大に土産物の開発を依頼した。地域と大学連携の一環で、地域活性化や経営戦略を学ぶ経営学部経営学科3年の15人が参加している。
土産物として友の会が要望したのは、絵はがきとせんべい。昨年秋から学生らが、名古屋城など近隣の城で市場調査をしたり、印刷業者と打ち合わせを行ったりしてきた。
2月27日に行われた3回目の打ち合わせでは、絵はがきに使う写真選びなどが行われた。もやがかかった苗木城跡の遠景や、苗木城などを復元したCG(コンピューターグラフィックス)加工の画像を見ながら、「もらってうれしいようなはがきにしたい」「単調な色ではなく、空の青や植物の緑などを入れた方がいいのでは」などと意見交換した。
せんべいは既存の商品にラベルなどを貼ることとし、絵はがきは6種類を販売する計画で、いずれも4月頃の商品化を目指している。同大の小林賢也さんは「苗木城跡の魅力が伝わり、『また来たいな』と思えるような絵はがきにしたい」と話している。