政治そのほか速
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2015年3月20日、カナダのブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市で同市内の公園に慰安婦像を設置する提案が出されていることについて、カナダ在住の日本人グループが反対運動を行っていることが分かった。カナダ紙が報じた。
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カナダ紙バーナビー・ナウが18日に報じたところによると、バーナビー市の中央公園に慰安婦像を設置する提案が出されている。これに反対するカナダ在住の日本人約20人が18日、同市の公園文化局の月例会議を訪れた。公園文化局局長は、慰安婦像の設置の提案を受け取っただけで、同日の会議の議題には含まれていないと述べたという。日本人グループはこの日、慰安婦像設置に反対する請願書を提出した。(翻訳・編集/蘆田)
【ワシントン時事】オバマ米大統領は20日、フランスのオランド大統領と電話会談し、イラン核問題をめぐる主要6カ国とイランの協議で包括的な合意を目指す考えを再確認した。また、イラン側に対し「残された問題の解決に向けて行動しなければならない」と譲歩を求めた。ホワイトハウスが発表した。
2015年3月20日、韓国・聯合ニュースは、138年前の今日、日本の明治政府は日本最高権力機関である太政官を通して「鬱陵島(ウルルンド)と独島(日本名:竹島)は日本とは無関係だ」という内容の指令を作成したと伝えた。
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独島は韓国領であるということを教える独島専門の教育機関「独島学校」の校長である徐敬徳(ソ・ギョンドク)氏は同日、「独島ニュース-第3弾」として、鬱陵島と独島は日本とは無関係だという内容が書かれている「太政官指令書」を紹介した。「独島ニュース」は日本の竹島領有権主張に反論する「映像プロジェクト」で、独島に対する正しい知識をわかりやすく整理し、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどに公開している。
徐氏は「独島の知識を世界に広めることも重要だが、われわれ韓国人が独島についてもっと深く知ることの方がもっと重要だ」と語った。これについて、韓国メディアは、「これまでに日本政府が作成した竹島広報資料に『太政官指令書』に関する記載はない。太政官指令書は、『竹島は日本固有の領土だ』とする日本政府の主張を全面的に否定し、無力化させることができる」と伝えている。
これを受け、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。
「証拠ばかり集めて何になる?韓国政府は何もしないのに」
「本当に立派な人だ。日本人が、傲慢さや間違った歴史認識は恥ずかしいということに気付きますように」
「こういう人が国会議員になるべきだ」
「誰が何と言おうと、独島と対馬は韓国の土地!」
「日本人が素直に認めるわけがない。歴史を修正するためには金を惜しまないやつらだから」
「独島には今、韓国の国旗が掲げられていて、韓国人が立っている。それなのになぜ日本人は自分たちの土地だと主張するのか?笑える」
「日本は優れた戦略を実施している。それに比べて韓国は、日本を批判したり、『独島を守ろう!』と叫ぶだけ。これでは絶対に独島を守れない。もっと賢く戦うべき」
「日本と仲良くしてほしい。過去のことで争うのはもう終わりにしよう」
「どうせ日本の領土になるのに、こんなことをしても無駄じゃない?」(翻訳・編集/堂本)
2015年3月20日、中国が主導して設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、日本が参加に消極的な一方、中国と「蜜月関係」ある韓国は米国の顔色をうかがい、揺れている。米国が韓国への配備を検討している迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」をめぐり、中国の動向に気を遣うのとは正反対だ。
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AIIBの設立に関しては昨年10月、中国をはじめとする21カ国がこれに参加することで調印。その後、インドネシア、ニュージーランドなどが続いた。創設当初の参加国となるためには今月末までに意思表示をすることが求められており、欧州の主要国からも英国は今月12日、フランス、イタリア、ドイツは同17日に参加を表明するなど期限目前の動きが目立っている。
AIIBへの参加について、菅義偉内閣官房長官は17日の記者会見で「日本は慎重な態度を取る。今のところ参加は考えていない」と述べ、「公正なガバナンスの確立ができるのか」とも疑問を呈した。麻生太郎財務相もAIIBへの参加は難しいとの立場を示した。
日本は米国とともにアジア開発銀行(ADB)を主導しており、中国の専門家は「ADBが片隅に追いやられ、中国がAIIB支援など金融面での手段を用いて、アジア地域の金融の主導権を握るとともに、AIIBをはじめとする金融機関をよりどころとして、アジア・太平洋地域における影響力を拡大することを懸念」とみている。
AIIB参加は韓国企業にとってもアジア市場への進出に有利とみられているが、韓民族新聞は15日付の記事で「AIIBは『国際機構の設立』という意味合いを超え、中国と米国の戦いの場になった」と指摘。韓国政府はAIIBに参加するメリットを認識しているとしても、米国の顔色をうかがっていると述べた。台湾メディアは「韓国は米国の顔色をうかがうのに時間を費やし、加入するチャンスを逃した」と伝えた。
韓国・聯合ニュースによると、AIIB参加について、韓国政府は月末までに態度を決める方針。中国側も月末をめどとした決定を求めており、韓国政府は初期メンバーとなることでAIIBにおける地位や影響力を強めたい考えだが、米国が英国のAIIB参加に不満を示したことを考慮し、慎重な態度を取っている。周辺国の動向を参考にしつつ、最終的な結論を下す意向で、韓国の専門家の多くは「韓国政府が加入を決めるのも時間の問題」とも分析している。 (編集/KU)
◇345人重軽傷 ISの分派がネット上で関与の声明
イエメンの首都サヌアで20日、イスラム教シーア派のモスク(イスラム礼拝所)2カ所で連続自爆テロが発生した。同国のメディアは、少なくとも137人が死亡、345人が重軽傷を負ったと報じた。首都を占拠したシーア派武装組織フシを狙った攻撃とみられる。同国にはシーア派とスンニ派の宗派対立がある。イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)の分派がインターネット上で関与を認める声明を出しており、混乱がさらに深まることが懸念される。
サヌア中心部のモスクで2回、市内北部のモスクで1回の爆発があった。モスクではフシの支持者らが金曜礼拝に集まっていたとみられる。
AP通信によると、中心部のモスクでは、一人の男が建物内で自爆。パニック状態になった人々が出口に殺到したところで再び爆発が起きたという。目撃者は「ガラスが飛び散り、頭上から降り注いできた。モスクの床には血が川のように流れていた」と証言した。
同日、サヌア北西部のフシの拠点サダでも政府施設を狙った爆発があり、2人が死亡、1人が重傷を負った。
イエメンではフシが2月にサヌアを掌握し、首都を逃れたハディ大統領は南部アデンで執務するなど、混乱が続く。南部はハディ氏と同じ多数派のスンニ派が多く、シーア派のフシへの反感が強い。スンニ派部族や分離独立派なども巻き込んだ南北対立の激化が懸念されていた。
またイエメン東部を中心に国際テロ組織アルカイダ系の過激派組織「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)が活動。AQAPと対立するイスラム教スンニ派のISも同国で勢力を拡大し、昨年11月に支部を置くと宣言し、混乱に乗じ浸透を図っていた。
19日から2日続けて所属不明の戦闘機が、アデンでハディ大統領がいる宮殿を狙って空爆。フシとハディ大統領派の間で戦闘が起き、死者も出ていた。【小泉大士】
◇イエメン
古くは東西貿易の中継地として栄えた。19世紀に南北に分断されたが、1990年に統合し、イエメン共和国が成立した。30年以上続いたサレハ独裁政権は、2011年に始まった民主化要求運動「アラブの春」で倒れ、12年にハディ氏が暫定大統領に就任。北部を拠点とするイスラム教シーア派武装組織フシは昨年9月に首都サヌアに侵攻し、今年2月には政府の実権を掌握した。国民はイスラム教スンニ派が6割以上を占め、残りの多くはシーア派。人口は約2500万人。