政治そのほか速
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米人気俳優ベン・アフレック氏=2014年2月、ワシントン(EPA=時事)
【ワシントンAFP=時事】リベラル派で知られる米人気俳優ベン・アフレック氏が、自身の祖先を探るテレビ番組で、祖先に奴隷所有者がいたことに触れないよう制作者側に要求していたことが分かった。内部告発サイト「ウィキリークス」が先週公開したソニー傘下のソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)の電子メールの内容から発覚した。
番組は公共テレビ(PBS)の「ファインディング・ユア・ルーツ」。暴露されたメールによると、番組進行役のゲーツ・ハーバード大教授は、SPEのリントン最高経営責任者(CEO)に「(番組内容の)削除を求められたことなんてない。彼(アフレック氏)は大スターだし、どうしたらいいんだ」と相談。リントン氏は「誰も知らなければ、私なら削除する。ばれたらやっかいだが」と応じた。
ゲーツ氏は懸念を示したが、最終的に放映された番組に奴隷所有者の話は盛り込まれず、オカルトに執着していた別の祖先に焦点を当てた内容となった。
【ローマ共同】イタリアのメディアは19日、北アフリカのリビア沖で多数の移民を乗せてイタリアに向かっていた船が転覆し、約700人が溺死した恐れがあると報じた。船内で移民らが動いたため船体が傾き、転覆したとみられる。28人は救助されたという。
シリアやリビア情勢の悪化や、アフリカ諸国の政情不安に伴い、ここ最近は中東やアフリカから地中海を渡って欧州を目指す人が後を絶たず、事故による死者も激増している。
14日にはリビアからの移民を乗せたボートが転覆し、推定400人が死亡した可能性があることが判明した。
(台北 19日 中央社)深刻な水不足が続く台湾。大気の状態が不安定になった18日、北部や東部で大雨となった。だが、一部のダム周辺でわずかに貯水量が増加した一方、南部の高雄では昨年7月の台風以降、大雨が降っておらず、渇水状態が解消する見通しは立っていない。
経済部水利署によると、翡翠ダム(新北市)、鯉魚潭ダム(苗栗県)、烏山頭ダム(台南市)でそれぞれ水位がやや回復したものの、そのほかのダムでは軒並み貯水量が低下。すでに計画断水が実施されている桃園市の石門ダムの貯水率は24.52%。嘉義県の曽文ダムはわずか18.27%に下がった。
水利署などは来月4日にも渇水対策会議を開き、今後について話し合う予定。同署の関係者は引き続き国民に節水を呼びかけている。
(林孟汝/編集:齊藤啓介)
韓国の韓民求(ハン・ミング)国防長官は17日午後、ソウルでインドのパリカル国防相と会談、国防産業の協力強化で合意した。韓国メディアの報道を、中国新聞網が17日報じた。
会談では、昨年1月に韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領がインドを訪問した際に両国が署名した「軍事情報保護協定」をベースに、国防産業交流を強化することが決まった。
このため、韓国軍需企業のインド市場参入が加速することになりそうだ。
パリカル国防相は16日、韓国の軍需企業・ハンファを訪問。18日にはハンファや斗山DSTなどの韓国軍需企業関係者と会談することになっており、国防軍需産業でどのような協力が見られるかが注目されている。
両国防相はこのほか、朝鮮半島の安全情勢について意見交換を行うとともに、両国軍部の上層部の交流、国防当局関係者による定期会議体制構築などについて討論した。
韓国とインドは1973年に国交樹立。2010年に戦略的パートナーシップを結ぶとともに「全面経済パートナー協定」に調印した。今回の両国国防相会談は、12年10月以来の開催。
(編集翻訳 城山俊樹)
泉州網は14日、大連発深セン行きの航空便で13日に4人の女性観光客が大ゲンカを始め、経由地の南通空港着陸時に警察当局に連行されたと報じた。
南通市公安局興東空港分局は14日、このトラブルが事実であることを明らかにするとともに、4人が座席の背もたれのリクライニングをめぐって争いになったとした。
飛行機搭乗時、このように互いに譲らずにトラブルになるケースがある一方で、互いに助け合うことで美しい印象が残ることもある。ある中国ネットユーザーが先日、日本旅行の飛行機上で隣に座った日本人の年配者の挙動に感動し、心が温まったというエピソードを紹介した。その内容は、以下のとおりだ。
飲み物サービスの時、私はコーラを頼んだ。そして折り畳みテーブルを開くとともに、旅の長さを紛らわすために腰をかがめて足元のバッグに入っていた雑誌を取ろうとした。左手にコーラを持ちながら右手でカバンをひっくり返して雑誌を探したのだが、スペースが狭くてうまくいかない。すると、隣にいた日本人の年配の方が私の左手にあったコーラを受け取り、身動きを取りやすくしてくれたのである。私の心はとたんに温かくなり、「日本人の市民は善良だ」という話が実証された。これが私の日本に対する第一印象だ。
そして、日本の空港について最初に見た中国語の「迎」の字に、とても温かみを感じた……。
(編集翻訳 城山俊樹)