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プレミアリーグ第33節が18日に行なわれ、チェルシーとマンチェスター・Uが対戦した。
首位を走るチェルシーと、6連勝で3位まで浮上したマンチェスター・U。プレミアリーグを代表するビッグクラブの対戦は、残り6節となったリーグ戦の優勝争いを大きく左右する一戦となった。
いきなりチャンスを迎えたのは、アウェーに乗り込んだマンチェスター・Uだった。4分ルーク・ショーが左サイドを突破する。深い位置まで持ち込むと、マイナスの折り返しを受けたウェイン・ルーニーが左足でコントロールシュート。
38分、遂に均衡が破られる。チェルシーがハーフウェイライン付近でボールを奪うと、セスク・ファブレガス、オスカルと繋ぎ、パスを受けたエデン・アザールがペナルティエリア内に侵入。アザールは冷静にGKダビド・デ・ヘアの股下を抜くシュートを流し込み、チェルシーが先制に成功した。このまま前半を折り返す。
後半立ち上がりの54分、マンチェスター・Uがピンチに陥る。センターサークル付近でアンデル・エレーラがパスをカットされると一気にカウンターとなる。抜けだしたディディエ・ドログバがドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア右に侵入。クリス・スモーリングと競り合いながら右足でシュートを放つと、スモーリングの足に当たってボールが少し浮き上がる。デ・ヘアを越えたボールはわずかに枠から外れたが、こぼれ球をアザールがダイレクトシュート。しかし、ここはクロスバーに阻まれ追加点とはならない。
追い付きたいマンチェスター・Uも反撃に出る。61分、パディ・マクネアーがペナルティエリア手前からミドルシュート。ここはなんとかティボー・クルトワが足で弾き、難を逃れる。さらに67分、ゴール前でパスを受けたラダメル・ファルカオがロングシュートを放つ。しかし、これもゴール右に外れてしまった。
さらに攻めるマンチェスター・U。77分、左サイドのショーが裏に抜けるファルカオへスルーパス。ペナルティエリア内左でボールを受けたファルカオが左足シュートを放つが、ここは惜しくもクロスバーに阻まれた。
試合はこのまま終了し、1-0でチェルシーがマンチェスター・Uを下した。これで2位アーセナルとの勝ち点差を10として、リーグ制覇へ向けて大きく前進した。
次節、チェルシーはアーセナルとの首位攻防戦を、マンチェスター・Uは敵地でエヴァートンと対戦する。
【スコア】
チェルシー 1-0 マンチェスター・U
【得点者】
1-0 38分 エデン・アザール(チェルシー)
DeNA相手に7回7安打無失点、「めちゃくちゃうれしいですね」
ヤクルトのエース左腕・石川雅規投手が、DeNA戦で待望の今季初勝利を挙げた。7回7安打無失点と快投。4-0での勝利を呼び込んだ。今季は好投を続けながら援護に恵まれず、この試合の前まで3戦に登板して0勝2敗となっていたが、ようやく白星をつかんだ。
試合後にお立ち台に立った石川は「めちゃくちゃうれしいですね」と声を弾ませた。相手は開幕から好調なDeNA打線。「打率が高い選手がいっぱいいますし、風も強かったので、ソロホームランは仕方ないという気持ちで、中村のミット目がけて思い切って投げました」。慎重になりながらも、勇気を持って攻めた。
ヤクルト打線も相手先発の山口に抑えられていたが、6回に4番・雄平の2点二塁打、5番畠山の2ランで一気に4点を奪取。「先に点数をやらないようにと、ピンチがありましたけど、なんとか粘れたので、味方の援護があるまで、という気持ちで投げていました」と力投を続けていた石川を援護した。
「神宮球場で今季初勝利を挙げられて本当にうれしい」
この日の投球については「もう満点ですね。神宮球場で今季初勝利を挙げられて本当にうれしいです」と笑顔。石川に初白星がつき、前日に3年ぶりに立った単独首位の座もキープと、ヤクルトの快進撃が止まらない。
「昨年、一昨年と悔しいシーズンだったので、まだ1か月たってませんけど、必死でこの位置を守れるように攻めていきたいですね。先を見ずに1戦1戦、戦っていくので、一緒に頑張っていきましょう」
石川は最後神宮球場のファンにこう呼びかけ、大歓声を浴びた。投打ががっちりと噛み合う快心のゲーム運びで3連勝。ヤクルトの強さは本物だ。
「周りがどう見ているのかと、本人が実際にどう感じているかは全くの別物」
メジャー歴代最多の652セーブを誇る元ヤンキースのマリアノ・リベラ氏が、不安定なピッチングが続く田中将大投手の復調を断言した。球速に頼らなくても、メジャー通算194勝を挙げた名投手を想起させる実力者だと語り、全米で大きな話題となっている球速低下は問題視していない。地元紙デイリーニューズが報じた。
「(田中は)じきに良くなる。私は自分の見たままを伝えるしかない。周りがどう見ているのかと、本人が実際にどう感じているかは全くの別物だ」
メジャー歴代最多セーブ記録を誇り、田中が入団する前年の2013年シーズン限りで引退したヤンキースの“先輩”でもあるリベラ氏は、名門のエースという期待を担う後輩についてこう語ったという。復調を確信している様子だ。
メジャー1年目の昨季序盤、田中はサイ・ヤング賞候補に挙げられるほどの圧巻のピッチングを続けていたが、7月に右肘靭帯部分断裂と診断され、約2か月半離脱。シーズン終盤に復帰して2試合に登板し、今年もキャンプでは慎重な調整を続けた。
田中の急速低下は問題視せず、「デビッド・コーンを想起させる」
6日のブルージェイズ戦では自身初の開幕投手を務めたが、4回5失点(自責4)で敗戦投手となった。さらに、12日のレッドソックス戦では5回4失点(自責3)。打線の大量援護に支えられて今季初白星を手にしたものの、本調子とは言えない内容だった。
今季は1勝1敗、防御率7.00。まだ2試合に登板しただけだが、辛辣なNYメディアからは厳しい批判も出ている。ただ、リベラ氏には今の田中がかつての同僚に重なって見えるという。
「タナカは私にデイビッド・コーンを想起させる。コーンは82マイル(約132キロ)のボールでも勝利していた。彼は勝つ方法を見いだしていた。タナカは85マイル(約137キロ)か90マイル(約145キロ)のボールを投げているかもしれないが、そういう選手だと思う。当然、もっと速いボールを投げたいだろうし、安定したピッチングを続けたいだろうが、ね」
「時にはうまくいかないこともある。そんな時でも彼らは勝つ方法を見つけるもの」
現在、テレビ解説者を務めるコーン氏は、現役時代にメジャー17年間で通算194勝126敗、防御率3.46の成績を残した名投手。ヤンキース在籍中に4度のワールドシリーズ制覇に貢献している。…
前日に3年ぶり単独首位、この日もDeNAに快勝
ヤクルトがDeNAに4-0で快勝し、首位の座をガッチリとキープした。先発の石川が7回7安打無失点と快投して今季初勝利。打っては4番雄平、5番畠山が2打点ずつを挙げるなど投打が噛み合った。前日に3年ぶりの単独首位に立ったヤクルトが、さらに勢いに乗っていきそうだ。
試合は序盤から両チーム先発のヤクルト石川、DeNA山口による投手戦となった。ヤクルトは初回に2死一、二塁のチャンスを逃すと、その後も山口を捉えられない。一方、DeNA打線も石川の投球に翻弄され、5回には2死満塁の絶好機を逃した。
試合が動いたのは6回。ヤクルトは2死から田中浩の四球、川端の内野安打で一、二塁の好機を作ると、雄平のタイムリーツーべースが飛び出して2点を先制。さらに、続く畠山がレフトスタンドへ2ランを叩き込み、一挙4点を奪った。
7回、ヤクルトは石川に代打ユウイチを送るなどして、1死二、三塁とチャンスを作るも、三塁走者の大引の走塁死などもあり追加点を奪えない。
しかし、8、9回とリリーフ陣が好投し、DeNAに反撃を許さずに4-0で快勝。3連勝で単独首位をキープした。DeNAは痛恨の5連敗となった。
[4.18 J1第1ステージ第6節 浦和 2-1 横浜FM 埼スタ]
今季初先発となったストライカーは結果を残した。しかし、チームは浦和に1-2の逆転負けを喫した。だからこそ、横浜F・マリノスFW伊藤翔は「残念です」と唇を噛んだ。
序盤こそ浦和にリズムを作られた横浜FMだったが、徐々に流れを引き寄せていく。しっかりと浦和の攻撃に対応してボールを奪うと、縦に速い攻撃からゴールに迫った。すると前半29分には、カウンターからボールを運んだFWアデミウソンのパスからフリーになった伊藤が決定機を迎えるが、右足で狙ったシュートはGK西川周作の好セーブに阻まれた。
「あれは僕も入ったと思ったんですけどね…。西川選手がすごかったです」と声を落としたが、「もちろんあのシュートも決めたかったですが、シュートを打つことで自分のリズムが出てきたと思う」と話したように、前半34分に先制点が生まれる。
またもや横浜FMがカウンターを発動させると、MF三門雄大が一気に敵陣までボールを運ぶ。「前の場面でミカちゃんが学(FW齋藤学)に出した場面があったので、同じような動きでボールをもらえる位置にいればボールが来ると思っていました」。その言葉どおり、三門から鮮やかなスルーパスが送られると、今度は西川の動きを見極めて先制ゴールを流し込んだ。
しかしチームはその後、浦和に逆転を許して1-2で敗れた。「試合に出たら結果を残さないといけないと思っていたので得点を取れたのは良かったですが、チームを勝利に導けずに残念です」と語りながらも、「ただ、ここから長い連戦が始まるので、切り替えていきたい」とすぐさま視線を上に向けた。
(取材・文 折戸岳彦)▼関連リンク
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