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[4.18 J1第1ステージ第6節 浦和 2-1 横浜FM 埼スタ]
今季初先発となったストライカーは結果を残した。しかし、チームは浦和に1-2の逆転負けを喫した。だからこそ、横浜F・マリノスFW伊藤翔は「残念です」と唇を噛んだ。
序盤こそ浦和にリズムを作られた横浜FMだったが、徐々に流れを引き寄せていく。しっかりと浦和の攻撃に対応してボールを奪うと、縦に速い攻撃からゴールに迫った。すると前半29分には、カウンターからボールを運んだFWアデミウソンのパスからフリーになった伊藤が決定機を迎えるが、右足で狙ったシュートはGK西川周作の好セーブに阻まれた。
「あれは僕も入ったと思ったんですけどね…。西川選手がすごかったです」と声を落としたが、「もちろんあのシュートも決めたかったですが、シュートを打つことで自分のリズムが出てきたと思う」と話したように、前半34分に先制点が生まれる。
またもや横浜FMがカウンターを発動させると、MF三門雄大が一気に敵陣までボールを運ぶ。「前の場面でミカちゃんが学(FW齋藤学)に出した場面があったので、同じような動きでボールをもらえる位置にいればボールが来ると思っていました」。その言葉どおり、三門から鮮やかなスルーパスが送られると、今度は西川の動きを見極めて先制ゴールを流し込んだ。
しかしチームはその後、浦和に逆転を許して1-2で敗れた。「試合に出たら結果を残さないといけないと思っていたので得点を取れたのは良かったですが、チームを勝利に導けずに残念です」と語りながらも、「ただ、ここから長い連戦が始まるので、切り替えていきたい」とすぐさま視線を上に向けた。
(取材・文 折戸岳彦)▼関連リンク
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