フィンランド・リーグカップが13日に行われ、MF田中亜土夢が所属するHJKヘルシンキはロヴァニエメン・パロセウラと対戦し、2-0で勝利した。試合後、同クラブを率いるミカ・レフコスオ監督がインタビューに応え、同日付のフィンランド誌『イルタレフティ』がコメントを掲載している。
10日に入団が発表されたばかりの田中だが、この試合の後半アディショナルタイムに移籍後初ゴールを記録した。レフコスオ監督は「最初に参加した2度の練習で感じたものを表現してくれた。彼はテクニックがあり、成熟していて、狭いスペースでどう技術を生かせばいいかわかっている」と、田中のプレーの印象を語った。
一方で、同選手が加わってまだ3日しか経っていないため「我々は彼の良いところがわかったが、まだ十分に知ったわけではない。まだ2回練習しただけで、ごく自然なことだ」と、もう少し時間が必要だと主張している。
それでも「いくつかのサインが、彼は素晴らしい選手だと証明している。それにもうチームに溶け込んでいるように見える」と改めて田中の技術力を評価し、すでにチームに溶け込みつつあることを明かした。
試合での様子については「最初から最後までチームの前線に立ってくれた」と、田中の献身的な姿勢に称賛の言葉を述べている。
国内リーグであるヴェイッカウスリーガの2015シーズンは、4月12日に開幕を迎える。ハンブルガーSVの選手たちが、14日に行われたブンデスリーガ第21節のバイエルン戦を振り返った。ブンデスリーガ公式HPが伝えている。
アウェーでのバイエルン戦に臨んだハンブルガーSVは、21分にPKで先制ゴールを許すと、2分後にもドイツ代表MFマリオ・ゲッツェに得点を奪われる。その後も、バイエルンの攻撃を止めることができずに失点を重ね、0-8で敗戦を喫した。
試合後、クロアチア代表FWイヴィツァ・オリッチは「大敗だった。この場所で何かを成し遂げるのは難しいと分かっていたけど、このような敗戦は僕たちの自信に影響を及ぼしてしまう。今回のことは早く忘れ、次の試合に向けて集中しなければならない」と語った。
また、元ドイツ代表DFマルセル・ヤンセンは「今日の試合を分析するのは難しい。両チームの間には大きな差があった」とコメント。チリ代表MFマルセロ・ディアスは「このような試合の後は、何も話すことができない」と大敗にショックを受けていた。