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三條美紀さん(さんじょう・みき、本名佐藤幹子〈さとう・みきこ〉=俳優)が9日、うっ血性心不全で死去、86歳。葬儀は近親者で営んだ。
昭和20年代初めに映画デビュー。黒澤明監督の「静かなる決闘」など数多くの作品に出演した。「犬神家の一族」「細雪」など市川崑監督の作品の常連でもあった。テレビドラマや舞台でも活躍した。長女は元俳優の紀比呂子さん。
15日に亡くなった俳優の愛川欽也さん(享年80)とテレビ東京「出没!アド街ック天国」(土曜後9・00)で共演した同局の大江麻理子アナウンサー(36)が17日、自身のツイッターを更新。「これからもずっと大好きですよ!」と故人を追悼した。昨年9月に愛川さんが「情報テレビ番組の最高齢現役司会者」としてギネス世界記録に認定された番組の放送開始日と愛川さんが亡くなった日は、奇しくも同じ4月15日だった。
【写真】愛川欽也さんの遺骨を抱き帰宅する、妻のうつみ宮土理
大江アナは2代目アシスタントとして2003年から10年間、愛川さんと共演。「4月15日に、愛川欽也さんが旅立たれました。『出没!アド街ック天国』の放送がスタートしたのは1995年4月15日」と同じ日付に言及。
「それから20年。一度も休まずに番組を引っ張ってくださり、きっと苦しかったに違いないのに1000回スペシャルを楽しそうに収録してから、ふっと姿を消した愛川さん。ちゃきちゃきの江戸っ子、潔くて温かくて、ちょっとせっかちな愛川さんらしい、お別れだったと思います。格好良すぎて、あらめて惚れました」と視聴者との別れにも人柄が表れたよう。「キンキン様、これからもずっと大好きですよ!」と惜別の言葉を贈った。
女優、モデル、歌手とマルチな活躍を見せる西内まりや。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで夢を次々と具現化している才女が、現在放送中のNHK木曜時代劇『かぶき者 慶次』で、藤竜也演じる慶次の娘・佐乃を演じている。「ピアスを開けないのは、時代劇に出るため」とブログで公表するほど悲願だった時代劇への出演。改めて現在の心境や撮影状況などを聞いてみた。
【関連】木曜時代劇『かぶき者 慶次』西内まりや出演フォトギャラリー
本ドラマは、東北・米沢を舞台に、戦国一のかぶき者と言われた武将・前田慶次の晩年を人情味豊かに描く痛快ドラマ。西内、藤のほかに、慶次の一人息子・新九郎役に中村蒼、新九郎の親友・安田勝之進役に工藤阿須加、そのほか火野正平、伊武雅刀、田畑智子、壇蜜、笛木優子、角田信朗ら豪華キャストが名を連ねる。
そもそも西内は、なぜそこまで時代劇にこだわるのか。「とくに歴史に詳しいわけではないんです。演技のレッスンをしていく中で、時代劇はとても(敷居が高く)自分が出られる世界ではないという思いが募り、いつしか役者としての大きな目標になっていきました。ピアスを開けなかったのは、その決意の証し」と大きな目を輝かせる。
そして今回、目標だった時代劇への出演に手が届いたわけだが、夢と現実、その違いはあったのだろうか。「すんなりできたことと、想像より大変だったこと、両方ありましたね」と撮影を振り返る。「すんなりいったのは、物語の把握。時代劇って小難しいイメージがありましたが、(このドラマはとくに)ホームドラマのようだったのでスーッと入ってきましたね。逆に大変だったのは、やはり言葉遣いや所作。初めてのことばかりなのに、あたかもそれでずっと生きてきたように表現するのが難しかった」と時代劇の壁を痛感する。
例えば言葉遣い。「昔の言葉と自分の感情がなかなか一致しなかったので、ものすごく練習しました。あまりにも練習し過ぎて、バラエティー番組などで、『わたくしは』とか『父上が』とか、つい出ちゃって相手の方がポカーンとすることもあった」と苦笑い。所作についても、「セリフで精一杯なのに、所作まで体に染み込ませるのは本当に難しくて、着物も最初は着せられている感覚だった」と述懐する。
さらに、監督の演技指導が厳しくて、西内は一人呼び出され、徹底的に練習させられたという。「私が少しでも不安を抱えて演技をしているとすぐに見抜かれる。最初の本読みがあったときに、一人だけ呼び出しを受けて、『あなたは演技が下手だから、今から一人稽古やります!』って言われて…もうグサッですよね。でも、それがあったからこそクランクインのときに自信を持って撮影にのぞめたので、監督の愛だと思って、今はとても感謝しています」とどこまでも前向きだ。
3rdシングル「ありがとうForever…」の発売も5月6日に決まり、映画『レインツリーの国』も公開も控え、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの西内。現在の心境をたずねてみると、「一言でいえば『幸せ』です。悩みもたくさんありますが、それはやりたいことをやっている証し。1年後の私がどうなっているのか楽しみ」と満面の笑み。来年、西内まりやがどこまで進化しているのか、期待に胸を膨らませながら、まずは『かぶき者 慶次』を心ゆくまで堪能したい。(取材・文・写真:坂田正樹)
木曜時代劇『かぶき者 慶次』(毎週木曜20時)は、NHK総合テレビにて放送中。
テレビの司会、映画やドラマなどで活躍したタレントで俳優の愛川欽也(あいかわ・きんや、本名・井川敏明=いがわ・としあき)さんが死去していたことが17日、分かった。80歳。東京都出身。
【写真】自宅から出棺される愛川欽也さんの棺
この日午前8時ごろ、都内自宅前から棺が運び出された。沈痛な面持ちの妻でタレント・うつみ宮土理(71)は最愛の夫・愛川さんの遺影を手に車に乗り込んだ。
うつみは近親者のみによる密葬を終えて10時50分ごろ、愛川さんの遺骨を抱きかかえて帰宅した。
愛川さんは今年3月に20年間司会を務めたテレビ東京系「出没!アド街ック天国」を降板。4月に有料インターネット放送が突然終了したことで、健康不安説が浮上していた。
15日に肺がんのため死去した、タレントで俳優の愛川欽也(あいかわ・きんや、本名・井川敏明=いがわ・としあき)さんの妻で、タレントのうつみ宮土里(71)が18日、関係者を通じてコメントを発表。旅立った最愛の夫に「よく頑張ったね」とメッセージを送った。
【写真】 「シャボン玉こんにちは」(1976年)で笑顔をみせる愛川さんとうつみ宮土里
この日、愛川さんが東京都目黒区内に設立した小劇場「キンケロ・シアター」前で、関係者がうつみのコメントを配布。うつみは関係者やファンに感謝を伝えるとともに、病状を伏せ続けていたことが、愛川さんの強い意向だったことなどを明かした。
以下はうつみのコメント全文。
「この度は愛川の強い意向で、ご心配して下さった皆様に病状を明かせなかったこと、深くお詫び申し上げます。
愛川は最期まで仕事に復帰するつもりで頑張っており、皆様に公表することを頑なにお断りするよう申しておりました。ですが、そんな頑固なところも愛川らしい一面ですので、どうかお許し下さい。
愛川本当に仕事大好き人間でした。
『さぁ仕事しよう』と最期まで愛川はうわ言でも申しておりました。
脚本を書くこと、演出すること、司会すること、そして演じることが彼の人生でした。
いつも支えて下さった関係者の皆様、ファンの皆様、誠に有難うございました。
最後に。
キンキン、よく頑張ったね。いろいろ楽しかったね。本当に本当にありがとう。
うつみ宮土里」