政治そのほか速
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石川県白山市の物流会社工場で、住所・職業不詳の水上龍さん(38)の遺体が見つかった事件で、県警捜査本部は8日、富山市星井町、無職、小西礼訓(あやのり)容疑者(44)ら男5人を死体遺棄容疑で逮捕したと発表した。更に別の男1人を同容疑で指名手配した。捜査本部が逮捕状を取って行方を追っていたところ、小西容疑者らが那覇市の沖縄県警本部に出頭するなどした。他に複数人が関与した可能性があるとみて調べている。
【地図】連れ去りが目撃された場所は? 遺体発見現場は?
他に逮捕されたのは▽白山市の会社役員、田中宏和(38)▽石川県小松市の会社員、清水茂(58)▽白山市の会社員、馬渕昭雄(41)▽金沢市の会社員、岩崎光男(37)の4容疑者。指名手配されたのは菊池寛一容疑者(39)。
田中容疑者は容疑を認め、他の4人は否認している。
逮捕容疑は、今月3日ごろ、白山市橋爪町の工場建物内で、放置した車の後部座席にシートにくるんだ水上さんの遺体を遺棄した、とされる。死因は頭部打撲による外傷性くも膜下出血と、背中を刺されたことによる失血死だった。
遺体発見前日の2日深夜、同市内の路上で、水上さんとみられる男性が複数の人物に車で連れ去られるのが目撃されていた。【中津川甫】
大田原市黒羽地区を流れる那珂川で6月1日のアユ釣り解禁に向けて放流された稚アユがカワウに捕食される被害が目立つとして、那珂川北部漁協(薄井一郎組合長)は9日、被害の防止につなげようと試験的にヤマメ約4500匹を放流した。釣り人を呼び込むことでカワウがアユを狙いにくい状態にしようという試みだ。
同漁協ではアユの解禁に向けて3月末から稚アユを放流。組合員が早朝、交代でカワウを監視しているが、稚アユが捕食される光景が何度も目撃されてきたという。今後、カワウは産卵から抱卵期を迎え、食欲も旺盛になることから、緊急対策として初めてヤマメを放流した。
人の気配を感じると近づかないカワウの習性を利用し、河川に釣り客がいる状態にすることで、カワウの食害防止につなげる狙いがある。
この日は、同市黒羽地区の高岩大橋から同市湯津上地区までの下流(11キロ)の計11カ所でヤマメを放流した。同漁協によると、3月までに県内8カ所で約1400羽のカワウが確認され、大田原地区では羽田沼で約110羽の生息が報告されているという。薄井組合長は「釣りをしながらカワウの被害防止に協力してほしい」と話している。
岐阜県内では7日も、小中学校や大学などで入学式が相次いだ。同県加茂郡七宗町上麻生の上麻生小学校では、新1年生13人の全員が女子という珍しい入学式が行われた。町教育委員会によると、同町の小学校では過去に例がないという。
丸山隆校長が「やさしくかしこくたくましくが学校目標。みんなもこの学校目標に向けがんばってください」と式辞し、皆が真剣な表情で話を聞いていた。
新1年生の一人は「1人くらいは男の子の同級生もほしかったけど、女の子ばかりでも楽しい」と話していた。
タイトーが1986年にリリースしたアーケードゲーム『ダライアス』はゲーム性もさることながら、3つのモニターを連結してステージを表示するという、これまでにない拡がりに多くのゲームファンが目を奪われ、また虜とされてきました。
【関連画像】
構造上、横方向はもちろん前後も大きな幅を取るため、この筐体が放つ存在感は凄まじいものがありました。ゲームセンターに置かれている筐体の中でも一際目立っており、「家にこの筐体を置きたい」と、当時のアーケードゲーマーたちから羨望と注目を集めていた一作です。
そんな『ダライアス』への憧れを抱き続け、なんと自作に乗り出した方がいました。Webサイト「Arcade Cabinet」にて自作の模様を綴っているHidecadeさんは、今年の1月に「ダライアス筐体風Macmini用筐体」を制作。全体のデザインを見事に落とし込んでおり、もちろんコントローラーも設置されています。
これだけでも素晴らしい仕上がりですが、このMacmini用筐体を作ったことが逆に火を点けてしまい、「ダライアスはやはりブラウン管3画面筐体でないといかん!!」と更なる筐体の制作に乗り出しました。初期バージョンのダライアス基板を入手し、新品ブラウン管も3台用意。Hidecadeさんの新たな挑戦が幕を開けます。
しかしその制作は、決して簡単な道のりではありません。基板をブラウン管に繋いだところ、左右のモニタも普通に映ってしまいます。普通ならばよいのではと思われるかもしれませんが、ブラウン管をそのまま並べただけでは、画面と画面の間に物理的な隙間が生まれてしまいます。それを回避するため、モニターの画像をハーフミラーに反射させることで3つの映像を隙間なく表示させる、といった手法が取られているのです。
反射が必須なため、画像を反転して表示させなければなりません。ですが購入ブラウン管モニターには画像反転機能がなく、計画はいきなり壁にぶち当たってしまいます。構造をネットで調べてみると解決できそうなプランが見つかるものの、リスクも高く容易に手が出せません。
結果としては、モニターを購入したアールエスに問い合わせたところ、偏向ヨークの差し替えると上下および左右の反転が可能と教わり、無事問題が解決。進捗を読んでいるだけのこちらも、ほっと胸をなでおろします。このようにひとつひとつ手探りで、『ダライアス』筐体作りが進んでいきました。
制作中に基板が故障し、その動揺からか側面に貼る塩ビシートを左右反転させず、まったく同じものを2枚印刷してしまうミスなどもありましたが、壁にぶつかっても諦めず少しずつ歩を進めます。その甲斐あって現在、完成まであと少しというところまでこぎ着けました。
3月30日に発表された最新の進捗では、ボディーソニックトランスデューサーを内蔵するシートの作成に取りかかっているとのこと。本体側だけでなく腰を下ろすシートも自作、しかも振動までも再現するこだわりぶりです。ここまでくれば、嬉しい報告も間近と言えるでしょう。Hidecadeさんのサイトを今後こまめにチェックし、筐体の完成を共に喜んでみてはいかがでしょうか。
■Arcade Cabinet
URL:http://ameblo.jp/arcade-cabinet/
熊本県北部で2月、猟犬とみられる大型犬2匹が飼い犬を襲い、その後も約2カ月にわたり行方がわからないままとなっている。県の保健所と関係市町が捕獲しようと捜索しているが、飼い主もわからず、手詰まり状態が続いている。福岡との県境の町にも出没しているとみられ、保健所は熊本、福岡両県の猟友会に飼い主の情報を求めている。
【写真】大型犬の目撃地点
最初に被害が見つかったのは2月7日。福岡県大牟田市に隣接する熊本県南関町宮尾地区の山林に近い民家の庭で、飼い犬が首をかまれた状態で死んでいた。同月21日には、数百メートル離れた同地区の別の民家で飼い犬がかみ殺されていた。
飼い犬が襲われているところを見た人はいないが、そのころ、付近の山林では大型犬2匹が目撃された。いずれも首輪をつけたシェパードの成犬ほどの大きさの雑種で、色はそれぞれ赤茶色と灰色。灰色の方は位置情報を発信する狩猟用全地球測位システム(GPS)機能付きの首輪がつけられていたという。