ニューヨーク(CNNMoney) 日産自動車の欧州法人は、特殊なコーティングを施した、暗闇で光る電気自動車「リーフ」を発表した。
この発光するリーフには、日中に日光を吸収し、夜間に最大10時間青く光る特殊な塗料が塗られている。
車用の夜光塗料はすでにさまざまな種類が売られており、これまでも多くの車に使用されてきたが、自動車メーカーが自ら夜光塗料
を使用したのは日産が初めてだという。
日産がリーフに使用した塗料はアルミン酸ストロンチウムという物質を含み、さまざまな有機材料を使って日産向けに特別に作られた。
また生物学的に不活性で環境には無害だという。日産は塗料の効力は25年間持続するとしている。
日産は、家庭でのソーラーパネル設置が政府の補助で普及すれば、事実上無料でリーフを充電することが可能になると言及。
今回、暗闇で光る車を開発したのはその流れを後押しする狙いがあるという。
日産は以前にも、泥などの汚れがつかない塗料を施したリーフを発表し話題となっていた。
ソース(CNN) http://www.cnn.co.jp/business/35060409.html
写真=暗闇で光るリーフ=日産提供
http://www.cnn.co.jp/storage/2015/02/14/c9ebcb81b36d7400e7985b185e7550cc/nissan-leaf-glow-in-the-dark04.jpg