海の向こう、アメリカ・ニューヨークで、ここ数年、「日本酒」の人気が高まっています。福島の味に魅せられ、復興へエールを送り続ける
アメリカ人を取材しました。
マンハッタン島の南東部にある、「イーストビレッジ」という地区は、ニューヨークの中でも、日本の文化が受け入れられているということで、
ラーメン店などもある。
福島の日本酒を取り扱っているお店もあるという。
「ジャパンタウン」とも呼ばれるニューヨークのイーストビレッジ地区。
ストリートには、日本の飲食店が立ち並び、多くのニューヨーカーたちでにぎわう。
通りの一画にある店の名前は、「SAKAYA」。
ニューヨークで初めての日本酒専門店。
店内には、140種類の日本酒がずらりと並ぶ。
ほかにも、焼酎や泡盛なども販売していて、ここ数年、ニューヨークで盛り上がる日本酒ブームをけん引している。
店主のリック・スミスさんは、日本酒の繊細な香りと味にほれ込み、日本の各地から酒を仕入れて販売している。
中でも、福島の酒を高く評価しているという。
リック・スミスさんは「福島のお酒は、とてもおいしいよ。自分たちが飲んで、本当においしい。お客さんにおすすめできる日本酒しか
置いてないからね」と話した。
リックさんの店で販売している福島の酒は、全部で6銘柄。
ニューヨーカーだけでなく、アメリカの各地からお客さんが訪れ、福島の酒を購入していくという。
東日本大震災と、福島第1原発事故に見舞われた福島県のニュースを目にする度に、胸を痛めていたというリックさん。
この場所で、大好きな福島の酒を売ることで、復興を少しでも後押ししたいと考えている。
リック・スミスさんは「ふくしまの人たちを、強く後押ししたい。この店でできるサポートは、全てやりたいと思っているよ」と話した。
福島の酒が結ぶ、ニューヨークとの絆。
冷えた体を温めるお酒のように、福島へ優しいエールを送り続ける。
ソース(FNN・福島テレビ) http://www.fnn-news.com/localtime/fukushima/detail.html?id=FNNL00021123
福島の味で復興を応援するアメリカ人を取材しました。(福島15/02/14)
https://www.youtube.com/watch?v=sWYBuJlCi5Y