政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
自民党の茂木敏充選対委員長は22日のNHK番組で、4月の統一地方選に関し実施される10道県知事選で全勝し、41の道府県議選で現有議席からの上積みを目指す考えを示した。その上で「(選挙に勝利し)国民の期待に応え、景気回復の実感を一日も早く地方に伝えたい」と述べた。
公明党の斉藤鉄夫選対委員長は「党の地方議員ネットワークの基盤になる選挙だ」と強調した。
民主党の玄葉光一郎選対委員長は「(勝利して)民主党再生のための土台となる選挙にしたい。国民生活の質の向上に焦点を当てた政策を訴える」と語った。
赤ちゃんを育てているパパ・ママには必須と言える紙おむつ。インターネットでも購入できるが、大量に買うと置き場所に困る。すぐに使いたい時には、近くのドラッグストアや量販店に頼るしかない。とはいえ、実際は販売店舗によって価格差がかなり大きいことをご存じだろうか?
インターネット調査などを手掛けるADDIX(アディックス)が、2014年11月から15年2月にかけて、東京23区の紙おむつの価格について調査したところ、「パンパース パンツL 44 枚入り」の場合、店舗によってはエリア内で500円以上もの価格差があったという。
調査時期は異なるものの、1カ月内のエリア別での価格差は、最も大きかった東京都世田谷区で582円差、続く豊島区では522円差、大田区では500円差という結果に。また、エリア別平均価格は、最も安い江東区で1137円、13位の港区では1256円と、119円差もあったのだ。
同社が15年2〜3月、0〜3歳の子どもがいるパパ・ママ300人を対象に行った紙おむつ購入のアンケート調査では、約6割が店舗のみでおむつを購入しており、インターネットの併用を含めると、9割以上が店舗で購入することがあると回答。
であれば、「自分の家の近くで、どの店が一番安か?」が重要な情報になる。
そこで同社が開設したのが、実店舗を対象にした価格比較サイト「ベビ得」だ。このサイトでは、紙おむつの主要6ブランドについて、店舗ごとの価格を比べることができる。価格はエリア別にランキング表示されるため、欲しいおむつがどのお店で安く販売しているのかが、一目で分かる。
おむつの価格は、子育て中のママなど約100人のリサーチャーが、実際に店舗を回って調査している。スタート時点での対象地域は東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県の743店舗だが、年内5000店舗を目指すという。いずれはエリアの全国拡大も目標としているそうだ。
たかが紙おむつ代、とあなどるなかれ。0〜3歳児の1カ月あたりの子育て費用は、衣類やおもちゃ、保険・医療費などで約4万円かかるというデータもある。子育ては何かと物入りなので、賢く買い物できるこのようなサイトは、家計への助けとなるだろう。
(ライター・南文枝)
音楽文化として根付きつつある音声合成技術「ボーカロイド」。卒業式の定番はいまや、「仰げば尊し」でもEXILEでもなく、初音ミクだ。
岐阜県関市の山間にある武儀(むぎ)中学校の卒業式。ピアノの伴奏に乗せて、卒業生24人の清らかな歌声が体育館に響いた。
教室の窓から桜ノ虹 ゆめのひとひら 胸奮わせた 出会いの為の別れと信じて 手を振り返そう
晴れやかな曲調の中にも、切なさを感じさせるメロディー。歌詞に3年間の子どもの成長を重ね、聴いていた保護者らは胸を熱くした。
昨年3月の、例年の卒業式と変わらない光景。一つだけ違ったのは、この「桜ノ雨」という曲が音声合成技術「ボーカロイド」を用いてインターネット上で発表された「ボカロ曲」だったことだ。
歌いたいと提案したのは生徒たち。ダンスボーカルユニットEXILEの「道」も候補に挙がったが、音楽科教諭の意見も聞きながら検討し、「桜ノ雨」に決めたという。「心がこもっていた」と、教員らも生徒たちの合唱をしんみりと振り返った。
「桜ノ雨」は10代の間では、卒業ソングの「神曲」として知られる。halyosy(はるよし・ハンドルネーム)さんが作詞作曲し、2008年2月にボカロソフトの初音ミクが歌う作品として、動画投稿サイト「ニコニコ動画」で発表された。直後から「卒業式で歌いたい」との声が続出。halyosyさんは言う。
「ボカロだっていい曲はある。それを若者が大人に伝えるきっかけになっていると思う」
ボカロはヤマハが00年に開発した技術。音符と歌詞を入力すると歌声に変換される。07年8月、クリプトン・フューチャー・メディアがその技術を基に「初音ミク」を発売したのをきっかけに、一般化した。これまでに製品化されたキャラクターは約60種類。ユーザーはニコニコ動画やYouTubeを通して自分の作品を発表する。それがいまや、J‐POPをしのぐほどの人気だ。
デジタル化された音楽に詳しい産業技術総合研究所首席研究員の後藤真孝さんは、「人間の歌声でなければ聴く価値がないという旧来の価値観が打破され、合成された歌声がメインボーカルの楽曲を楽しむ文化はすでに誕生している」と指摘。
しかし、30代以上の反応は真逆。卒業式でボカロ曲を歌うことをどう思うかと聞くと、「ボカロって何?」(中学教諭、男性、39)「え?意味がわからない」(主婦、36)といった反応が返ってくる。
「情緒的な場面でボカロ曲」には、まだ抵抗があるようだ。前出の後藤さんは、ボカロを「音楽技術の一つ」と捉えれば抵抗感は薄れるのでは、と話す。
※AERA 2015年3月16日号より抜粋
沖縄や東南アジアに生息する「シロオビアゲハ」のうち、雌の一部だけが有毒な「ベニモンアゲハ」に羽の紋様を似せて身を守る擬態をするのは、数千万年前に起きたとみられる染色体の一部逆転が主因と分かった。
東京大や東京工業大、名古屋大、国立遺伝学研究所などの研究チームが、シロオビアゲハと擬態しないナミアゲハの全遺伝情報(ゲノム)を解読し、比較した成果。22日までに米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。
シロオビアゲハの羽は全体が黒く、後ろ側に白い帯の紋様がある。雌のうち擬態をするタイプは白帯の周りに赤い斑点があり、有毒なベニモンアゲハに似ている。
ゲノム解析や実験の結果、シロオビアゲハの擬態タイプは、染色体を構成するDNA塩基配列の一部領域が逆転していると判明。この領域にある雌雄決定を制御する遺伝子が、逆転して雌になる場合だけ赤い斑点を生じさせることが分かった。逆転が起きたのは約4000万年前にシロオビアゲハとナミアゲハの種が分かれた後と推定された。
22日午前2時5分ごろ、新潟県糸魚川市能生の北陸自動車道下り線で、同県五泉市中名沢の会社員大武貢さん(45)の乗用車がトンネル入り口の左側外壁に衝突し、後部座席に乗っていた妻ゆみさん(44)と中学1年の次男洸稀君(13)が全身を強く打って搬送先の病院で死亡した。大武さんは胸を打つ軽いけが。
県警高速隊によると、現場は能生インターの北西約3キロで片側2車線の直線。車は路側帯にはみ出しており、大武さんは「ぼうっとしていた」と話しているという。高速隊で原因を調べている。
大武さんは、家族3人で糸魚川市へのドライブから帰宅途中だった。