政治そのほか速
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4日午前10時10分ごろ、茨城県石岡市小幡の林道に駐車していた乗用車で、男女3人が死亡しているのを県警石岡署員が発見した。車は施錠されており、運転席付近に練炭が置かれていた。同署は自殺の可能性が高いとみて調べている。
同署によると、3人は東京都江東区の無職の女性(27)▽同あきる野市の会社員の男性(22)▽横浜市の職業不詳の男性(35)。女性の自宅に「インターネットで知り合った2人と筑波山に行く」との趣旨の書き置きがあり、女性の家族から捜索願が出されていた。【蒔田備憲】
青函トンネルで発生した特急スーパー白鳥34号(6両編成)の発煙事故で、特急がトンネルに入る前に車掌が異臭に気付いていたことがJR北海道への取材で分かった。一方、JR北は4日、事故を起こした電車と同型の34両の緊急点検を実施し、異常がないことを確認した。
JR北によると、車掌は緊急停止する約30分前の3日午後4時45分ごろ、木古内駅(北海道木古内町)からトンネルに入るまでの間でブレーキを強くかけた時のような臭いを感じた。配電盤や窓の外、車内などを確認したが異常が見当たらなかったため走行を続けたが、青森側の旧竜飛(たっぴ)海底駅を通過した後、窓の外に火花が見え、非常停止したという。
白煙は先頭から2両目の台車部分の配線(直径約30ミリ)3本に過電流が起き、配線を覆うゴム製の膜(厚さ約5ミリ)が焦げたことが原因とみられる。焦げた配線は、モーターと回転数を制御する「主変換装置」をつないでおり、JR北は、この装置に異常があった可能性もあるとみて本格調査を始めた。
スーパー白鳥34号は4日、自力走行でJR北海道函館運輸所(函館市)に到着。北海道運輸局も車両の調査を開始した。現時点では、国土交通省運輸安全委員会の調査対象となる列車火災には該当しない見通しという。【鈴木勝一、三股智子、小川祐希】
LINEで爆発的に広まった「iTunesカードを買ってきてくれ」という詐欺。あれは中国人らしき人物がアカウントを乗っ取って発信されるため、うっかり知人からの頼みだと思って引っかかる人もいたが、次第に「どうやったら面白いネタとして対応できるか」を競うような余裕も生まれ、収束していった。
しかし、その「プリペイドカードを買わせて、その番号を聞き出す」という手法だけ、既存の架空請求などの詐欺集団が継承しているようなケースが頻発している。
国民生活センターによれば、全国の消費生活センターにプリペイドカードを不正に取得しようとする「詐欺業者」とのトラブルが複数寄せられるようになっているという。
主な手口としては、以前からあった詐欺とよく似ている。国民生活センターの報告では
「スマートフォンに有料サイトの料金を請求するメールが届いたので心配になり、メールを送ってきた業者に電話をした。すると業者から『約50万円の未納料金がある。今日中に払わないと裁判にする』と言われて怖くなった。そこで、業者に言われたとおりにコンビニの端末で数千円のプリペイドカードを約70枚、約50万円分買い、番号が分かるようにして業者にファクスしてしまった。支払う必要があったのだろうか。だまされたと思う。返金してほしい」(受付年月:2015年1月 契約当事者:20歳代、男性、無職、北海道)
「パソコンで無料のアダルト動画サイトの画像をクリックし、年齢を入力してクリックした。すると突然『入会完了』と10万円の料金を請求する画面が出た。サイトへ『入会するつもりはなかった』ので電話をしたところ、『本当は16万円のところを10万円にしているので、退会するなら10万円を払ってほしい』と言われた。仕方なく支払うことにして、サイトの指示にしたがってコンビニへ行き、店頭で販売されていた数万円のプリペイドカードを5枚購入した。購入したらサイトへ電話をかけるように言われていたので電話をかけて、プリペイドカードの発行番号を5通り伝えた。支払ってしまった分についてはあきらめるが、今後何か起きないか心配だ」(受付年月:2014年12月 契約当事者:50歳代、男性、給与生活者、千葉県)
といった架空請求風のものから、
「一昨年、友人に紹介されたエステ店で『1年間無料でエステができる話がある』と言われた。『無料でエステを受けるためには40万円の化粧品一式の契約をすることが必要だが、その費用はエステ店が毎月引き落とし日に合わせて口座に入金するので、実質無料』という説明を受け、化粧品一式の契約書にサインをした。…
維新の党とその地域政党・大阪維新の会は4日、2015年度予算案を採決する衆院本会議を体調不良を理由に欠席しながら前夜に飲食店で会食していた維新の党の上西小百合衆院議員(31)=比例代表近畿ブロック=を、最も重い除籍(除名)処分にすると発表した。松野頼久・維新の党幹事長は大阪市内で記者団に「党のイメージを損ねた」と述べた。上西氏は議員辞職はしない考えを松野氏に伝えたという。
大阪維新の橋下徹代表(大阪市長)もこの日、街頭演説で「29歳(で初当選)の女の子を国会議員に育て上げることができなかった。僕の指導不足」と陳謝した。上西氏に議員辞職を求め拒否されたことも明らかにした。
上西氏は先月13日、胃腸炎との診断書を党に提出、衆院本会議を欠席した。今月3日の記者会見では診断書を受け取った12日夜、先輩議員らと会合で居酒屋など3軒をはしごしたことを認め、「ソフトドリンクしか口にしていないが、体調管理の甘さは真摯(しんし)に反省する」と陳謝した。「本会議欠席後に旅行した」と週刊誌などが報じたことについては「15日に京都府宮津市へ仕事で行った。私的旅行ではない」と否定していた。
上西氏は12年と昨年の衆院選大阪7区に出馬し敗れたが、いずれも比例で復活当選して現在2期目。【熊谷豪、松井聡】
維新の党の上西小百合衆院議員(31)=比例近畿=の衆院本会議欠席をめぐる問題で、同党は4日、上西氏を除名処分とした。橋下徹最高顧問が代表を務める地域政党「大阪維新の会」が除籍を決めたことを受けた。上西氏は議員辞職せず、無所属で活動を続ける意向。
除名は維新の党で最も重い処分。松野頼久幹事長は同日夜、記者団に「党のイメージを損ねた」と理由を説明した。上西氏には松野氏が除名とする方針を伝えた。上西氏は取材に対し、事務所を通じて「議員辞職はしない。無所属で頑張っていく」とコメントした。
大阪維新の4日の発表では、上西氏が体調不良の診断書を受け取ったにもかかわらず、「夜に会食に出かけ、お酒の出る飲食店を回った」と認定した。取材対応も含めた一連の行動を「極めて不可解」とも指摘。さらに「日頃の言動に問題が多く、改善の見込みは全くない」としていた。