政治そのほか速
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東日本大震災で被災し、昨春に全線再開した岩手県の三陸鉄道が5日、復旧1周年の記念行事を主要な4カ所の駅で開催した。小雨が降る中、沿線住民に加え、県内外から多くの鉄道ファンらが集まって晴れやかな笑顔で祝い、復興の進み具合を自らの目で確かめた。
このうちNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台となった北リアス線・久慈駅は、駅名の表示を付け直して番組で登場した「北三陸駅」に“変身”。金野淳一運行本部長が「あの震災から4年。多くの方々の応援に心より感謝します」とあいさつし、職員らが餅まきをすると、子どもの歓声が上がった。
身寄りのない認知症のお年寄りらの財産や生活を守るため、市区町村長(首長)がやむなく家庭裁判所に「成年後見」を申し立てた件数がこの5年で2・3倍に急増したことが朝日新聞の調べで分かった。認知症高齢者の孤立化が進んでいる実情が浮き彫りになった。
認知症などで判断力が不十分になった人に代わり、親族や弁護士らが財産管理などを担う「成年後見制度」の申し立て状況について、朝日新聞が全国50の家裁に聞いた。2014年に家裁の判断が出た総数は計3万4205件で、前年からほぼ横ばいだった。
このうち、市区町村長による「首長申し立て」の件数は前年より11%多い5596件だった。09年は2471件だったが、年々増え、全体に占める首長申し立ての割合は09年の9%から16%に上がった。都道府県別では東京(894件)や大阪(525件)が多く、首長申し立ての比率は山形(34%)、徳島(30%)、山梨(30%)の順に多かった。
福井地方気象台は3日、福井市豊島2丁目の同気象台敷地にある桜(ソメイヨシノ)の標本木の花が8割以上咲いたのを確認し、満開を発表した。平年より6日早い。31日の開花以降、天気が良く気温の高い日が続き、満…[記事全文]
日本に復帰した黒田博樹投手に対する盛り上がりがすごい。ヤンキースの20億円のオファーを断って広島カープの4億円を選んだ黒田。普通はできないことだ。その男気に皆がグッときた。他でこの男気に対抗できるのは「1億7000万円を上重アナに無利息で貸すABCマートの創業者」ぐらいだろうか。こちらも日本中が感動した。普通はできないことだ。借りた上重アナにもグッときた。
復帰戦勝利翌日、地元企業の株価が上がる「経済効果」
さて靴屋の話はともかく、黒田の復帰戦(3月29日)の瞬間最高視聴率は39.7%だったという(広島地区)。「広島テレビが、機械式測定機導入後のデーゲームでは史上最高」(日刊スポーツ)というから大騒ぎ。
さらに復帰戦勝利翌日、広島の企業を中心に株価が上がるという「経済効果」もあった。チームの順位などに応じて金利を上乗せする「カープ預金」を扱う扱う銀行や、「カープ電車」を運行する広島電鉄などが株価を上げた。広島とは無縁でも「黒田」と名がついた企業の株価も思わず上昇したという。ついでに言うと「居酒屋もデリヘルもカープ激勝割引 黒田フイーバーで興奮MAX」(アサヒ芸能)という見出しも見かけた。
黒田は復帰第2戦の4月4日の登板は負け投手になったが、この過熱報道ぶりはまだまだ続きそうだ。こうなると私が「オヤジジャーナル」に密かに期待する切り口はひとつである。「黒田バズーカ」だ。日銀・黒田総裁にからめた、要するにオヤジが言いそうな見出しギャグである。そうしたら私の予想を軽々と超える記事が出た。
「見習いたい黒田 真似したくない黒田」(日刊ゲンダイ・4月2日)である。
記事は、日本には今2人の注目の黒田がいると書き「理想の上司」という切り口で2人の黒田を徹底比較する。日銀・黒田総裁は就任時に「2年以内に2%という物価上昇目標を達成する」と大見えを切ったが、先月の会見では「15年度を中心とする期間に2%」とハードルを下げたことを指摘し、「まず結果を求められる」と言い切る広島・黒田と比較する。
そしてこのフレーズだ。《「前者の黒田はキャリアはすごいが、言葉は軽い。後者の黒田は言い訳をしない》
最後に「黒田のような上司がいて欲しかった」と書いて記事は終わる。自分でお題を出して考えて結論をバサッと言い捨てるこの芸風、たまんない。日刊ゲンダイは先日も「サラリーマンが学ぶべきはピケティよりミキティ」という荒技をみせた。…
なぜ明治神宮には狛犬がないのでしょうか。
実は、今週、明治神宮ガイド&お花見企画を予定しているのですが、明治神宮に対する理解というのは、国内最多300万人以上という初詣を迎える、まさに国内屈指の参拝者数を誇りながらも意外と知らないことがたくさんあります。
例えば、現在の鎮守の森が多くの勤労奉仕によって植樹が行われたことはご存知の方は多いかと思いますが、これが日本における「近代造園学」の始まりであったことをご存知の方はあまりいらっしゃいません。
また、明治神宮における一つの謎として伝えられている「昭憲皇太后」というご神名にしても、普通に見ているだけとなかなか気づかないものですが、指摘されると確かに不自然と思われるところもございます。
この場合は、本来「皇后さま」とお呼びするところを、何故、「皇太后さま」とお呼びするのか、ということなのですが、原則、前者は私たちで言う「奥さん」を意味し、後者は「お母さん」を意味します。このため、明治天皇の妻であるはずの皇后が皇太后(お母さん)として祀られるのはおかしい、と言われれば確かにそうなのですが、これはなかなか気づかないと思います。
そんな中、境内を歩いていると見過ごしがちなのが、明治神宮の境内には「狛犬」がないということ。通常、神社に行けば「狛犬」が当然のように参道に沿って鎮座しているはずなのですが、こと明治神宮に至っては、その姿を見ることはありません。
厳密には申し上げれば、明治神宮に狛犬がないのではなく、境内にないと言った方が正解なのですが、実は、明治神宮の狛犬は本殿の内陣(ないじん)と呼ばれる社内にあります。要は、私たち参拝者が通常目にするところにないということなのです。
このため、私たちは狛犬を見かけないのですが、仮にそのことには気が付いても、実際はこちらの方がオリジナルに近い発想だというところまでは思いもしません。それは伊勢神宮も同様で、「お伊勢さん」にも狛犬はありません。
明確な理由というのもないのですが、一つ言えることは、そもそも狛犬が参道に置かれるようになったのは江戸時代に入ってからということです。実はそれ以前は建物の中に置かれることの方が一般的でした。
実際、宮崎の高千穂神社に参拝した時も、国の重要文化財にも指定されている源頼朝公が奉納された鉄製の狛犬がございますが、こちらも境内にではなく、拝殿の内部に設置されております。…