政治そのほか速
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発達した低気圧が通過した影響で、2日の北海道はオホーツク海側南部や太平洋側東部を中心に暴風雪に見舞われ、JRや空の便は運休や欠航が相次いだ。斜里町ウトロなど5カ所では積雪が観測史上最大を記録。羅臼町は町と外部を結ぶ国道335号が通行止めとなり、孤立状態となった。
札幌管区気象台によると、積雪が観測史上最大となったのは、斜里町ウトロ200センチ▽中標津町154センチ▽釧路市阿寒町中徹別137センチ▽別海町104センチ▽根室市厚床93センチ−−の5カ所。羅臼町では午後5時58分に最大瞬間風速33.6メートルを観測した。
JRは花咲線厚岸−根室間、釧網線全区間、石北線上川−網走間で終日運転を見合わせ、特急オホーツクや快速列車など計96本が運休した。花咲線、釧網線、石北線は3日も一部の列車が運休する予定。
空の便は中標津空港や紋別空港で全便、新千歳空港で34便が欠航。国道は最大12路線21区間が通行止めになった。根室市の根室港では満潮時前後に高波が押し寄せ、付近の市道が一時通行止めになった。道教委によると、帯広市や根室市などの公立幼稚園と小中学校計95校が臨時休校となった。
気象台によると、天候は3日にいったん回復するが、低気圧が再び三陸沖を北上するため、5日にかけて道東を中心に荒れる見通しという。【立松敏幸、本間浩昭】