政治そのほか速
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大阪市は12日、不正に戸籍を閲覧したなどとして、職員57人を懲戒処分にしたと発表した。区長や副区長、課長ら131人の管理監督責任も問い、文書訓告などにした。昨年2月、職員2人が橋下徹市長らの戸籍を不正閲覧したことが発覚。昨年5月の中間報告の後も調査を続けていた。
市によると、常習的に不正閲覧していた職員は大正、淀川、鶴見区役所の24〜39歳の男女3人で、停職3カ月とした。2010〜13年度で100件を超える不正閲覧をしており、3人とも「興味本位だった」などと話したという。減給処分と戒告が各27人。処分対象ではないが、退職した5人も不正閲覧していた。
市は弁護士で構成する外部監察チームの調査報告書も公表した。戸籍の外部流出は確認されず、チームは「組織的な関与は認められなかった」としながら「自分の判断で閲覧することを問題視しない組織風土も存在したようだ」と指摘した。【寺岡俊】