文部科学省は４日、国公立大２次試験の中・後期日程で、大学入試センター試験の成績によって受験生を門前払いする「二段階選抜」の不合格者が、昨年より８６９人少ない４７１９人だったと発表した。１０日に結果を発表する東大は集計に含んでいない。

　　前期日程を含めた二段階選抜の不合格者は、延べ８４１１人となった。

　　中・後期日程では国立３４大学７８学部、公立１１大学１９学部が二段階選抜を予告。実施したのは国立２３大学２８学部、公立５大学７学部だった。

　　予告した条件通りに実施していれば７９５３人が不合格だったが、二段階選抜を取りやめたり、条件を緩和したりした大学があった。