政治そのほか速
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東京23区で4日午前、約9分間にわたり119番通報が不通になった問題で、東京消防庁は9日、受信装置のシステムに不具合があったと発表した。
同庁によると、装置内で119番通報の状態を自動監視する接続処理と、他の障害情報を収集するための処理が競合し、機能が停止した。さらにシステムの異常をチェックする機能も働かず、対応が遅れたという。8日に新たなプログラムソフトをインストールするなどし、対策を完了した。
装置は12年に1回の更新で、2月に導入されたばかりだった。東京消防庁はメーカーに対し、損害賠償の請求を検討している。