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長崎大学と東芝は、現在は2時間近くかかるエボラ出血熱の診断を20分程度に短縮できる検査試薬を開発し、今月17日から西アフリカのギニアで実証試験を行うと発表した。
エボラ出血熱の感染が広がる西アフリカでは、現在、血液や尿などの検体に含まれるウイルスの検査判定に2時間近くかかっており、診断方法の効率化が課題となっている。
長崎大・熱帯医学研究所の安田二朗教授らが開発した試薬は、検体に含まれるウイルスの遺伝子を増幅して、最短で20分程度で診断が可能だという。
診断に使う検知機器は、重さ2キロ弱で持ち運びができ、電池でも動くため、電力事情の悪い環境でも使うことができる。今月17日からギニアの首都コナクリにある国立病院で、感染の疑いがある患者から採取した血液などを使って、実用性を評価する試験を開始する。
実証試験では2週間で50~100人分の検体を目標に行う予定。