政治そのほか速
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福井―東京間では北陸新幹線と東海道新幹線のどちらが便利か――。
金沢と米原それぞれを経由する二つのルートについて、所要時間や料金などを比較した。
米原経由で特急「しらさぎ」と東海道新幹線の「ひかり」を使う場合の所要時間は、東京行きはほぼ同じだが、福井行きは13分短い。通常期の片道料金(指定席利用)は1390円安く、さらに往復割引切符(2万5590円)も用意されているため、料金面では東海道ルートが有利といえる。
福井駅の始発は、金沢経由で「ダイナスター」などと北陸新幹線の「かがやき」を乗り継ぐ方が、発車が12分遅く、到着は8分早い。一方、最終列車は東海道ルートの出発が9分早いものの、福井には18分早く着く。ただし、「のぞみ」(料金は210円増)を使えば、東京発が「かがやき」より8分遅くなる。
特急と新幹線の接続に関しては、金沢駅では待ち時間が40分~1時間程度かかることもあるのに対し、米原駅では十数分間というダイヤが多い。