政治そのほか速
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[ローマ 26日 ロイター] – ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は26日、ECBが行っている量的緩和(QE)はユーロ圏の景気回復を後押しするとし、すでに効果が表れている兆候が出ているとの認識を示した。イタリア議会の委員会で述べた。
総裁は「金融政策は循環的な回復を支援している。回復が『循環的』であることを強調したい」と指摘。失業率の高止まりなど、長期的な問題が未解決であることを念頭に、「この回復は構造的ではない」と述べた。
その上で、最近の経済指標は、金融政策が循環的な景気回復の支援に寄与していることを示しているとの認識を示した。
またイタリアが銀行の不良債権処理の支援に取り組んでいることについて、「イタリアの銀行を含め、銀行のバランスシートの足かせを軽減する措置に関して、ECBは極めて前向きに受け止めている」とし、評価する姿勢を示した。
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[ローマ 26日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は26日、ECBは現在実施している国債買い入れ型の量的緩和策(QE)を通してギリシャ国債を買い入れることはできないとあらためて強調した。
ドラギ総裁はイタリア議会委員会に出席し、ECBは国際支援プログラムの見直しが完了していない国の国債は買い入れないため、ギリシャ国債は買い入れの対象にならないと説明。
このほか、ギリシャの格付けが低過ぎること、ECBが買い入れることができる各国の国債の割合には上限が設定されていることなどを理由として挙げた。
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[デトロイト 26日 ロイター] – 米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は26日、米国の失業率について、5%を下回る程度が自然な水準となるとの考えを示した。
同総裁はデトロイトで開催された投資教育関連会議での講演後に記者団に対し、「失業率の自然な水準は5%近辺、もしくはこれを下回る水準と考えている」と述べた。
そのうえで、連邦公開市場委員会(FOMC)は、労働市場の需給が力強い賃金の伸びにつながる程度までに引き締まるにはまだ時間がかかると見ていると述べた。
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3時現在
1ドル=
119円40銭~
119円45銭
前日比 −0円78銭
1ユーロ=
129円75銭~
129円82銭
前日比 +0円88銭
関西電力は26日、販売電力量の見通しや発電所整備計画などを盛り込んだ2015年度の電気の供給計画を発表した。供給力想定では「原発再稼働の見通しが立たない」として、4年連続で原発の発電量を盛り込まなかった。16年の電力小売り全面自由化による競争激化で顧客が奪われるとして、24年度までの販売電力量の年平均伸び率は過去最低の0.2%増を見込んだ。
15年度の販売電力量は前年度比1.3%増の1362億キロワット時と予測。だが、既に自由化されている大口顧客向けでは関電から新電力に契約を切り替える企業や自治体が増えており、16年4月の家庭向けも含めた全面自由化後は顧客離れは更に進むと予想。関電管内の関電の電力量のシェアは14年度の96%から、24年度には93%まで縮小すると見込む。
発電所の開発では、赤穂火力発電所(兵庫県)の燃料を発電単価を下げるために重油・原油から石炭に切り替える工事を15年度にも始める。また、設備更新工事により、水力の出力を18年度までに5500キロワット増の19万7500キロワットにする。
一方、この日、記者会見した八木誠社長は、家庭向けの電気料金再値上げ(平均10.23%)を巡り「役員報酬削減など経営効率化が不十分」との批判があることについて「経営効率化額を当初予定より3割深掘りするなど最大限の努力をしている」と弁明した。【浜中慎哉、古屋敷尚子】