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*16:41JST ダイナック Research Memo(4):高付加価値業態の強化・シフト加速のもと新規店舗を出店
■事業戦略と中期経営計画における重点施策
ダイナック<2675>は2015年12月期を最終年度とする3ヶ年中期経営計画を遂行中である。今中期経営計画の目標として、「優良な事業ポートフォリオを活かし、付加価値の高い分野の業容拡大・店舗数拡大」と「スケールメリット、ブランド強化を実現し、高収益構造への変革」を掲げている。そしてこの実現のために以下の4つのポイントを具体的なアクションプランとして取り組んでいる。
ポイント1 『受託ビジネスの着実な受注』
受託ビジネスは、参入障壁が高く投資効率も良いため、同社が持つ高いブランド力とスケールメリットを活かせる分野と位置付けて強化拡大中である。前述のように、既にゴルフクラブレストランでは国内トップクラスの運営実績を誇るが、近年は文化施設や宗教関連施設、地方自治体関連など新たな領域にも展開している。
ポイント2 『高付加価値業態の強化・業態シフト加速』
同社の店舗は、元来、食事やサービスの質を若干高めた高付加価値型に位置してきた。今中期経営計画の中では、そうした高付加価値業態は従来どおり維持しながら、立地・物件の厳選、高付加価値小型業態の投入、他社とのブランド協業業態の開発などに取り組んでいる。
「立地・物件を厳選した確実な出店」の例では東京駅にリニューアルした「THE OLD STATION Tokyo Beer & Grill」がある。坪当たり月商が30万円(2014年12月実績)を超える超繁盛店となっている。
「戦略業態の出店加速」というテーマでは「魚盛」の例が挙げられる。「魚盛」は魚料理の店舗として好調な売上を続けており、同社にとっては新規エリアとなる堂島と浦和に2点続けて出店し、ともに坪当たり月商20万円(2014年12月実績)を超える繁盛店となっている。
「低投資の小型業態」というテーマでは「とりやき 源氣」や「HIGHBALL’S」が挙げられる。「とりやき 源氣」は2014年1月、2月に20坪未満の店舗を町田と大森に出店以来、じっくりと検証を重ねてきたが、満を持して2015年2月3日に3号店を綱島に出店した。「HIGHBALL’S」も2014年7月に上野駅構内に出店して以降、検証を重ねてきたが、2015年1月に2号店を浜松町に出店した。…