政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
*16:45JST 日経平均は大幅反発、トヨタが最高値を更新【クロージング】
17日の日経平均は大幅反発となり、190.94円高の19437.00円(出来高概算19億4000万株)で取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)の量的緩和策によるユーロ圏景気回復への期待などを背景とした欧州株高が刺激となった。
また、トヨタ<7203>が2007年2月以来の最高値を更新。ファナック<6954>は最高値近辺での推移が続いたほか、TDK<6762>は2007年11月以来、約7年4ヶ月ぶりの高値水準を回復。さらに今期85円配を発表した丸三証<8613>がストップ高となるなか、他の証券各社への株主還元策への思惑が高まったことなどが市場全体の先高期待につながっている。
日銀の金融政策決定会合の結果は現状維持だった。過去の経緯では売り仕掛け的な商いも出てきそうだが、先高期待から押し目買い意欲の強い需給状況下では、アク抜けに近い値動きをみせている。明日は17-18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとするムードも根強く、やや様子見色の強い相場展開になりそうである。ただし、全体としては押し目待ちのスタンスか。
日経平均は大幅上昇とはなっているが、寄り付きと大引けの比較では11円程度にとどまっており、連日でほぼ十字足に近い形状だった。過熱感も意識されやすく、強弱感が対立しやすい面もある。相対的に出遅れているセクターや銘柄、個別材料や配当などを手掛かりに、物色対象は絞られてくる可能性はありそうだ。
《KO》