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株式市場が活況を呈しているが、これから株式投資をしようとする場合、どんな銘柄に注目すればよいのか。ハンドルネーム「LOVE WHISKY」の名でデイトレーダーの先駆けとして独自の投資手法を確立した、ファイトレードコーポレーション代表・石橋明佳氏が注目する銘柄のひとつは「カカクコム」(東証1部・2371)だという。石橋氏が解説する。
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価格比較サイト「価格.com」やグルメ情報サイト「食べログ」を運営するカカクコムは、業績を快調に伸ばし、株価も2013年9月につけた高値2354円の更新が視野に入ってきた。2015年3月期の第3四半期(累計)連結決算は、売上高が前年同期比22.3%増の257億3400万円、純利益は同20.7%増の76億9000万円で、過去最高益を更新した。
昨年12月に食べログでネット予約が利用可能な飲食店が1万店を突破。予約人数が大幅に増え、加盟店から受け取る手数料収入が伸びたことが大きく寄与した。食べログ業務の売上高だけで、前年同期比72%増の90億円となっている。
また、今年3月より、食べログが中国語、韓国語、英語の3か国語に対応するサービスを開始し、訪日外国人増も追い風となる。さらに、加盟店と利用者の拡大を狙って無料通話アプリのLINEと提携し、消費者が食べログで探した飲食店に、LINEの通話アプリで問い合わせが可能になるサービスを開始するなど、好材料に事欠かない。
※マネーポスト2015年春号