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今すぐできる身近な“地震対策”7つのアクション

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今すぐできる身近な“地震対策”7つのアクション

 今すぐできる身近な“地震対策”7つのアクション

 ■日本では大震災が20年間で2回あった計算に
 1995年1月17日・阪神淡路大震災発生、2011年3月11日・東日本大震災発生。どちらも大変多くの人命が失われました。日本では大震災が20年間で2回あった計算になります。
 2つの大震災に目が奪われがちですが、他にも大地震が多数発生し、大きな被害を出しています。気象庁が命名した地震だけでも、表にある通り数多くあります。最近では長野県白馬村で起きた「長野県神城断層地震」が記憶に新しいところ。いまだ日本周辺の地盤は地震活動が活発化し、最近は震度4クラスの地震では驚かなくなってしまいました……。
 誰しもが、「そろそろ自分の街にも大地震がやってくるかもしれない……」と考えざるを得ない状況です。
 政府の地震調査研究推進本部は「マグニチュード7程度の首都圏直下型地震の、今後30年以内の発生確率は70%程度」と発表しました。これを言い換えれば、今、35歳の人が65歳までに、大地震を経験する可能性が70%ということです。さらに駿河湾から西日本の海域を震源とする「南海トラフ地震」の危険性が高まっているとの観測もあります。
 日本に住む限り、私たちは地震から逃れることはできません。今回は地震に備えて、今からやっておいたほうがいい「身近な地震対策アクション」を紹介しますが、これには4年前に被災した人たちから聞いたナマの意見がたくさん入っています。参考にしてください。
 ■地震から家族を守る7つの方法
 【1】親類と家族のケータイ・スマホ番号を暗記する
 もし、自分が大地震に遭遇したとき、とにかくいちばん欲しい情報は、「家族は無事か、ケガをしていないか」と、「どこにいけば会えるのか」の、ピンポイントでの命のありかです。離れている家族の無事を確認するために「とにかく電話!」と思うでしょうが、ケータイやスマホを身につけているとは限らず、電話は相手の番号がわからなければ何の役にもたちません。
 最低でも家族1人、親戚1人の番号を暗記しておけば、公衆電話からもかけられます。1人でも繋がれば、そこから伝言で徐々に安否がわかってきます。
 【2】災害時用の家族ルールを作ろう
 震災を機に、地震が起きた場合どうするかを話し合った家族も多いでしょうが、この時の決まりごとが大雑把では、イザというときにあまり役には立ちません。できれば家族で共通の意識を持つために「災害対策用ノート」があるとルールは徹底できます。…

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