あなたは仕事後でも進んでデートをするだろうか。平日勤めの会社員であれば仕事終わりのデートは疲労もたまっているし、「正直家に帰って早く休みたい」と感じる人も多いかもしれない。「おしトピ by 教えて!goo」でもこんな意見が寄せられている。
「仕事の後のデートって、正直なところどう?」
■仕事後のデートに賛成?反対?
「仕事の緊張感から解放されて、好きな人とデート、最高です」(タタミちゃん)、「デートがある!と思うから仕事も頑張れる。たとえちょっとの時間しかなくても、お茶の一杯も飲めれば嬉しい」(葉月0927さん)、「たとえ仕事で疲れていても、デートで好きな人の顔を見れば、疲れも吹っ飛ぶでしょう」(アレキサンダーさんちゃんさん)と、肯定的な意見が多く集まった。
一方で「平日はなかなか時間の調節が難しいのでは?」(マイウエチャンさん)、「仕事後は家に帰って休みたい派。約束しているのならまだしも急に誘いがあるとちょっと困る」(ゆずさりーさん)、「待たすほうは気持ちがつらいし待たされる側はイライラするから休日にしたほうが良いかと」(た-chanさん)と、正直しんどいという声も多かった。
■仕事後のデートはするべき?
翌日が仕事の場合、仕事後のデートは毛嫌いする人も少なくない。仕事後のデートは積極的にした方がいいのだろうか。個人の恋愛相談、職場や仕事上の悩み相談まで行っている、恋愛アドバイザーのマーチンさんにお話を伺った。
「仕事後にデートをしてもいいのか、悪いのか。これは『いい・悪い』という話ではなく、仕事後にデートできないようでは交際は成立しない、と考えた方がいいでしょう。だから『するべき』ですし、自分自身が仕事後のデートは嫌だ、なんて言わない人間になることが、まず大事なことだと思います」(マーチンさん)
恋愛相談を受け続けて15年の実績を持つマーチンさんいわく、安定した交際をするには週に1.5回以上会うことが必要なのだと言う。つまり、仕事後にデートをしないようでは、関係に無理が来てしまうのだそう。結婚後に破綻する可能性も高いというのだから侮れないだろう。
「『疲れているから会わない』のではなく、『疲れているから会いたい』となるのが本当なのです。こういう感覚になったことがない人は、まだ『愛と癒やしを与えてくれる相手に出会えていない』と同時に、自分もそれができていない可能性が高いです。この事実を知って相手にそれを与えられる人になる、という意識を持つことが大切です」(マーチンさん)
■恋愛ベタに当てはまる特徴
では仕事後のデートにはどんなことに気をつければいいのだろう。マーチンさんにアドバイスを求めたところ、恋愛ベタな人ほど恋愛上手な人が普通にしていることをできていないと言う。
・メール(LINE)や電話ができない
・お誘いができない
・料理を作って振る舞うことができない
・家に誘ったり、旅行に誘ったりできない
恋愛ベタな人ほど嫌われないことばかり気にしており、気に入られることに注目できていないよう。「誘ったら迷惑じゃないかな?」と考えず、好きになってもらうための努力として、仕事後にデートに誘うのもいいかもしれない。
●専門家プロフィール:恋愛相談師マーチン
作家、恋愛カウンセラー。2000年より「マーチン先生の恋愛教室」を開催し、メルマガ読者は17000人、相談実績は15年間で延べ4万件以上。著書は20冊を超え、代表作に「愛される女性は気づかいがうまい/三笠書房」「モテる男はこう口説く!/PHP研究所」などがある。
柚木深つばさ(Yukimi Tsubasa)