政治そのほか速
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国の地方創生交付金を活用して、池田町は21日、1万3000円分の買い物を1万円の支払いでできる「プレミアム商品券」の販売を県内のトップを切って始めた。5月末までは町民が対象で、6月以降は一般向けにも販売する。
プレミアム商品券「いけだ応援券」は、1000円券を13枚つづりにして、町役場などで販売。使用期間は9月30日までで、同町薮田の観光交流施設「こってコテいけだ」や、ガソリンスタンド、飲食店など町内の約100か所で利用できる。同様の商品券は県内の全市町が発売を予定しており、永平寺町は25日から、鯖江市は29日から発売する。
池田町では計3500セットを用意。町民(約2600人)は1人1セット限定で購入できる。残りは6月上旬から、町外の観光客らに販売する。問い合わせは町総務政策課(0778・44・8001)。
県は今年度、無料で使える公衆無線LAN(構内情報通信網)を新たに設置するホテルや観光施設に対し、補助金を出し、設置箇所を400か所程度増やすことを目指す。外国人の観光客が増える中、訪日外国人から公衆無線LANの環境整備を求める声が上がっていることを受けた措置だ。
補助対象は、ホテルや旅館の宿泊施設や博物館などの観光施設。1基あたり、無線LAN機器の購入費や設置費に対し、上限2万5000円を補助する。予算額は計1000万円で、県は400か所程度の設置を見込んでいる。
ホテルなどに公衆無線LANが設置されると、外国人観光客は、スマホやタブレット端末を使って、観光スポットを検索したり、地元で評判のレストランを見つけたりすることができる。また、自分が訪れた観光地の感想をネット上に発信することもできる。
日本政府観光局によると、訪日外国人旅行者はアジア地域を中心に増え続け、2014年は過去最高の1341万人に達した。ただ、海外に比べ、日本では公衆無線LANの設置箇所が少なく、観光庁が外国人旅行者に対して行ったアンケート調査では、設置を求める多くの声が寄せられていた。
県内の公衆無線LANのアクセスポイントは昨年12月時点で、約2000か所あるという。県国際観光コンベンション課は「外国人の観光客が自由にネットに接続できる場所を増やし、愛知の情報を発信してもらえたら」と期待している。補助金の申請は5月29日まで。問い合わせは同課(052・954・6378)。
◇勝山、24日開業
勝山市の長尾山総合公園(かつやま恐竜の森)で整備が進む屋外の娯楽施設「かつやまディノパーク」が21日、報道関係者に公開された。遊歩道を進むと木立の間から、動く恐竜ロボットが次々と現れる演出で、屋外展示型では国内最大級という。24日午後1時に開業する。
県立恐竜博物館の隣の森林約1.5ヘクタールに延長400メートルの遊歩道を造り、道の両側に手や口、尾が動く全長20メートルのマメンチサウルスや同12メートルのスピノサウルスなど24体を設置している。
人が近づくとセンサーに反応して動く仕組みで、最大の見せ場は、白亜紀後期の草原を再現した場所での肉食恐竜ティラノサウルスと草食恐竜トリケラトプスの対決シーン。恐竜のすむ森に迷い込んだような臨場感が楽しめる。
このほか、恐竜の背中に座った気分になれるベンチや、卵の割れ目から顔をのぞかせて撮影できるスポットもあり、施設をつくった「ワック」(東京都)の西口雅之社長は「恐竜の大きさや迫力をぜひ感じてほしい」と話していた。
年間12万人の入場を見込む。今年度は11月中旬まで営業。4歳以上500円。問い合わせは同パーク(0779・88・8777)。
東日本大震災による町の死者・行方不明者824人と同じ数の桜を植える「さくらまつり」が、岩手県山田町の船越家族旅行村オートキャンプ場であった。本巣市の国の天然記念物「淡墨(うすずみ)桜」の種から育てた苗木20本も植えられた。
旅行村には震災前に約500本の桜があったが、津波で全て流失した。キャンプ場の管理などをしていた藤原長一さん(66)ら住民グループが「犠牲になった人の分だけ、夢や思いがある。桜に思いを託して咲かせてあげたい」と2013年に植樹を始め、約5ヘクタールにエドヒガンザクラなど5種類約500本を植えてきた。昨年から「さくらまつり」と題し、ステージイベントなども始めた。
淡墨桜の苗木を届けたのは、岐阜市の小椋郁夫さん(62)(名古屋女子大講師)。市内で山田町の物産品を売るなどして復興支援を続けてきた。勤務先に訪ねてきたのがきっかけで藤原さんと知り合い、岐阜県内で調達した苗木を送った。植樹に参加し、「満開になった桜を見て、みんなが笑顔になるのを楽しみにしています」と期待していた。
藤原さんは「ここを桜の名所にし、たくさんの人に山田を訪れてもらいたい」と話していた。
まつりが開かれた19日には約230人で約140本を植え、計約640本の植樹を完了した。植樹は来年にも目標本数を達成する予定だ。
大阪市港区の天保山マーケットプレースに23日開業する子供向け屋内アトラクション施設「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」が21日、報道陣に公開された。ブロック玩具「レゴ」で作った大阪近郊の建造物約20点に、招待された地元の幼稚園児らが「どうやって作ったのかな」と大喜びしていた。
通天閣や道頓堀などのおなじみのスポットがずらり。最多の約4万9000個を使ったあべのハルカス(高さ291センチ)や、大屋根が特徴のJR大阪駅が目を引いていた。数分おきに夜景にも切り替わる。
施設は、マーリン・エンターテイメンツ・ジャパン(東京)が運営し、入場料(当日)は、大人(13歳以上)2500円、子供(3~12歳)2000円。レゴ体験教室やカート乗車型の冒険アトラクションなどのほか、カフェもある。