政治そのほか速
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今月、西宮市の武庫川女子大付属高を卒業した宮崎麻衣さん(18)(尼崎市西難波町)が、阪神タイガースの球団歌「六甲おろし」の歌詞を書いた書道の作品を13日に球団に贈った。高校時代、書道部で活躍する一方、タイガースを熱狂的に応援。そんな球団への思いを卒業前に作品に残そうと約3か月かけて完成させた。作品は選手寮「虎風荘」に飾られる。
宮崎さんは4歳から書道を始め、高校では、昨年春の選抜高校野球大会で龍谷大平安高(京都)の校名プラカードを書いたほか、全国高校総合文化祭で県代表に選ばれるなどした。
元々、高校野球が好きで、2年前にファンだった選手がタイガースに入団したのを機に、甲子園球場に年7、8回、足を運び、テレビ中継も全て録画するようになった。
作品は縦50センチ、横1・5メートル。昨年秋に校内であった文化部発表会に合わせて仕上げたもので、六甲おろしの一番の歌詞が力強く書かれている。発表会で藤原邦彦校長が目を留め、昨年末に友人の坂井信也・球団オーナーに写真を見せ、寄贈を打診していた。
西宮市社家町の西宮神社で行われた贈呈式では、宮崎さんが「(作品を見て)次の試合へ闘志を燃やして下さい」などと述べ、和田豊監督に作品を手渡した。必勝祈願のため選手らと同神社を訪れていた和田監督は「心のこもった作品をありがとう」と応じていた。
宮崎さんは「『オウオウ』や『フレフレ』の文字から、躍動感を伝えたかった。今シーズンは、今まで以上に応援に力が入りそうです」と話していた。