政治そのほか速
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昨年7月、砂丘の「馬の背」付近で、遊泳中の中国人グループのうち男性2人が沖に流されて死亡。同9月には、砂丘を含む山陰海岸が「世界ジオパーク」に再認定されたこともあり、県は、増加が見込める観光客の安全を重視して条例改正を検討してきた。
改正案では、離岸流が発生し、海底が急に深くなる砂丘沿岸を遊泳禁止に。パラグライダーや無線操縦ヘリが、観光客の上を旋回するなどの危険飛行禁止を盛り込んだ。
また、巡視活動を行う職員「砂丘レンジャー」が、犯罪行為の中止を指示できることも明記した。
2009年4月1日施行の条例では、落書きや打ち上げ花火、ゴルフの打ちっ放し、ビン・缶の投棄などを禁止。罰則規定も設けているが、新たな禁止項目には罰則を設けないという。
砂丘を訪れる観光客は、12年124万人、13年141万人、14年130万人。県砂丘事務所は「禁止項目の明文化は、最も効果的な注意喚起になる。これを機に、砂丘をさらにジオパークにふさわしい魅力ある観光地にしていきたい」としている。
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2月定例会には、同条例改正案のほか、15年度一般会計当初予算案など計62議案が提案された。