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東寺(南区)は18日、特別展「東寺名宝展」(20日~5月25日)を前に、現存最古の彩色曼荼羅(まんだら)「両界曼荼羅図」(平安時代、国宝)を報道関係者に公開した。
両界曼荼羅図は密教の世界を表現した絵画で、金剛界と胎蔵界の一対からなり、公開は4年ぶり。仏のエキゾチックな顔立ちや暖色の多用など、平安期の特徴を備えている。
特別展ではこのほか、弘法大師・空海の直筆と伝わる文字が記された絵画「真言七祖像」(平安時代、国宝)など国宝3件、重要文化財7件を含む計47件82点を公開する。
拝観料は大人500円、中学生以下300円。両界曼荼羅図は、前期(4月23日まで)に胎蔵界、後期(4月24日から)に金剛界を展示する。