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名古屋鉄道は23日、2027年のリニア中央新幹線の開業に合わせ、完成を目指している名古屋駅再開発の基本計画を発表した。それによると、対象エリアは名古屋駅東側の南北約500メートルの計2万8000平方メートルで、隣接するビルを所有する近畿日本鉄道や三井不動産、新たに計画に加わる日本生命が共同でホテルやマンション、オフィス棟など高層ビル3棟を建設する。
山本亜土社長は23日の記者会見で、再開発の狙いについて「名古屋の国際競争力の強化に資する施設を備え、利便性の高い交通拠点、にぎわいや文化の中心地、心に潤いをもたらす都心のオアシスとして整備したい」などと述べた。
3つのビルは、空中回廊や地下通路などで結ばれる予定で、16年度末までに詳細な全体計画を作成し、20年をメドに着工する方針だ。
名鉄百貨店や近鉄パッセ、ヤマダ電機が出店するビルの北側のエリア「駅街区」に高級ホテルやオフィスが入る高層ビルを建て、下層階に商業施設やバスターミナルを設ける。地下の駅には新たに中部空港行き列車の専用ホームを設置することを検討する。新しい商業施設にこれまで通り名鉄百貨店が入るかどうかは「未定」(山本社長)という。
一方、愛知県道笹島交差点をはさんだ「南街区」の名鉄レジャックビル跡には、ビジネスホテルやマンションが入るビルを建て同交差点の上で連結し、空中に商業施設を設ける。さらに南の日生笹島ビル跡地にも高層のオフィスビルを作る。