政治そのほか速
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日本の麻生太郎副首相兼財務相が20日、「審査体制が確保されれば、アジアインフラ投資銀行(ABBI)の中に入って協議になる可能性がある」との見解を示したことについて、中国政府・外交部の洪磊報道官が同日、歓迎の姿勢を示した。中国新聞網が20日報じた。
同報道官は、最近英国、フランス、ドイツ、イタリア、ルクセンブルクなどが創設メンバーとして同銀行加入の希望を示したことについて「歓迎する」と発言。「各国の加入はアジアインフラ投資銀行の開放性、包容性を明らかにした」とした。
また、日本や韓国、オーストラリアが積極的に考慮する姿勢を示していることについても「彼らのいかなる決定に対しても、われわれは開放的な態度で臨む」と語った。
同報道官はこのほか、21日に韓国ソウルで行われる日中韓3カ国外相会談での歴史問題言及について質問を受け、「2国間関係が、3国間協力関係の重要な基礎。この2年間3カ国のハイレベル会談が見送られた主な原因は歴史問題。外相会談では歴史問題は避けられない」との見解を示した。
(編集翻訳 城山俊樹)
2015年3月20日、朝鮮戦争で犠牲になった中国人兵士68人の遺骨が韓国から中国に返還された。中国新聞網が伝えた。
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韓国の仁川国際空港で行われた式典では遺骨とともに遺品なども返還され、専用機で中国に運ばれた。
韓国は昨年、朝鮮戦争で犠牲となり、韓国に残されたままとなっていた中国人民志願軍兵士437人の遺骨を中国に返還しており、今回が2度目となる。両国は今後も韓国に残された中国人兵士の遺骨発掘を継続し、毎年の清明節(今年は4月5日)前に中国に返すことで合意している。(翻訳・編集/野谷)
【チュニス共同】フランス公共ラジオによると、チュニジア議会のモーロ副議長は20日、博物館襲撃テロが起きた際、警備担当の警官がカフェでコーヒーを飲むなどして、誰も任務を果たしておらず「大失態」があったと批判した。
モーロ氏によると、事件発生当時、隣接する博物館と議会の警備任務を割り当てられていたのは4人の警官だが、実際には「誰もいなかった」。
モーロ氏は4人について「2人はカフェにいた。1人は軽食を取っており、1人は来ていなかった」と述べた。
【ポートビラ共同】国連人道問題調整室(OCHA)は21日、バヌアツを襲ったサイクロンによる死者が16人になったと発表した。バヌアツ政府は20日、病院で死亡した4人を含む計14人と発表しており、新たに2人増加した計算になる。
OCHAは、約80の島のうち22の島で被害があったとしている。政府は21日から離島への大規模な支援物資の輸送を開始。缶詰や即席麺、自給用の野菜の種などを配布する予定だ。
【コロール共同】天皇皇后両陛下が来月、慰霊のため訪れるパラオで、海中に沈む旧日本海軍の給油艦「石廊」の船尾付近に中国国旗が結び付けられているのを、21日に取材で潜った共同通信記者が見つけた。中国人ダイバーが行った可能性がある。
石廊は太平洋戦争中の1944年3月30日に米軍の攻撃を受け、多くの乗員と共に沈没した。パラオ・コロール島の南西約8キロ、水深約40メートルの海底で当時の船体をとどめ、人気のダイビングスポットの一つ。
中国国旗は幅約1メートル。サンゴに覆われた船尾の砲座を囲む柵の支柱だったとみられる場所に針金と白い結束バンドで取り付けられていた。