政治そのほか速
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14日、英南部スウィンドンで、保守党のマニフェストを公表するキャメロン首相(AFP=時事)
【ロンドン時事】英与党・保守党は14日、総選挙(5月7日投票)に向けマニフェスト(政権公約)を公表した。党首のキャメロン首相は会見で、2010年からの政権運営の実績を強調し「今後5年は、過去5年より重要だ。始めた仕事を完了させてほしい」と訴えた。
マニフェストでは(1)公的医療に80億ポンド(約1兆4000億円)投入(2)就学前児童の無料保育時間倍増(3)持ち家政策推進-を約束。戦略核システム維持や、欧州連合(EU)残留の是非を問う国民投票実施も確認した。
首相は、英経済を「救済」した保守党政権維持が全国民に良い生活を保障すると強調。「(最大野党の)労働党に(経済危機の)振り出しまで逆戻りさせられる」事態を招かないよう警告した。
2015年4月14日、環球時報(電子版)は、中国北京市内でこのほど起きた高級車同士の接触事故で、逮捕された容疑者2人が富裕層とみられる若者だったことを受け、「人々に注目されやすい富裕層は道徳的な責任を真面目に果たさなければならない」とする社説を掲載した。
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北京市で11日夜、高級スポーツカーのフェラーリとランボルギーニが接触事故を起こし、運転していた20歳と21歳の無職男性が危険運転の疑いで逮捕された。社会の中流以下の人々の間には「自分たちの『無職』とだいぶ違う」と自嘲する声が広がっている。逮捕された2人が富裕層や官僚の子供かどうかは分からないが、社会のゆがみを映した事件といえる。
富裕層は健康的な文化を育み、よく子供たちを教育し、好き勝手にさせないようにしなければならない。自らの高い消費水準を意識し、社会の労働者階級とのバランスを尊重しなければならないのだ。(翻訳・編集/大宮)
外国人から見た台湾の姿を動画で紹介する「不要鬧工作室(STOPKIDDIN’STUDIO)」が最新作で、「溺れている両親とパートナー、片方しか助けられないとしたら、どちらを助ける?」という質問を複数の外国人に投げかけた。10日、参考消息網が台湾東森新聞網の報道として伝えた。
この質問に、ホンジュラス代表は「ママと仲良しだから、ママ」、オーストラリア代表は「泳げない人を優先的に助ける。泳げる人は助かる確率が高いでしょ?」、ギリシャ代表は「パパを先に助ける。未来の夫は自力で助かるでしょう。もしかして、パパまで助けてくれるかも」、エストニアとシンガポール代表は「ママ。自分を生んでくれたから」と答えた。
日本から来た既婚の男性は「子どものために、先に妻を助ける」、マレーシア代表は「彼氏は人生のパートナーになる人。だから、彼氏」。米国代表は「自分も飛び込んで両方とも助けようとする。死ぬ時は自分も一緒」、マレーシア代表は「両方とも助けない。どちらか一方なんて選べない」と答えている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
2015年4月11日、中国新聞網は記事「戦後70周年の安倍談話=専門家が方針転換、“侵略”という文言の使用を避ける」を掲載した。
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今夏の発表が予定されている戦後70周年の安倍談話。談話に関する有識者会議の北岡伸一座長代理は10日、都内のシンポジウムで「(戦後)50年と70年で言うことが多少違ってくるのは当然だ。謝罪するためのものであってはならない」と発言した。
安倍談話に「侵略」「痛切な反省」「心からのおわび」との文言が盛り込まれるかが注目を集めているが、北岡氏は今年3月に「侵略したとぜひ言わせたい」と発言していた。今回の方針転換が中韓の注目を集めるものとなりそうだ。(翻訳・編集/増田聡太郎)
【ローマ福島良典】フランシスコ・ローマ法王は12日、バチカンでミサをささげた際、オスマン・トルコ帝国による第一次世界大戦期のアルメニア人迫害を「20世紀最初の虐殺(ジェノサイド)」と形容した。ロイター通信によると、「虐殺」と認めていないトルコはバチカン大使を呼んで抗議し、「失望した」と不快感を示した。
迫害を巡りアルメニア側はオスマン・トルコ軍の虐殺で最大150万人が死亡したと主張。これに対して、トルコ側は内戦や暴動などによる死亡であり、「虐殺」にはあたらないと反論している。
12日のミサは迫害100年にあたって開かれ、アルメニアのサルキシャン大統領も参列。法王は「罪悪を隠したり、否定したりするのは、傷口を手当てせずに血が流れるままにするようなものだ」と指摘した。
法王は一昨年6月にもアルメニア人カトリック聖職者との会合で「虐殺」と表現し、トルコから「受け入れられない」と反発された。