政治そのほか速
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中国が主導して設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、韓国の崔炅煥・経済副首相兼企画財政相はこのほど、中国の資本金出資比率が25%を超える可能性があると指摘した。韓国・中央日報の報道として、中国・観察者網が21日伝えた。
崔副首相は米ワシントンで17日まで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席。これに合わせて、中国の楼継偉財政部長と会談も行い、AIIBへの出資比率についても話したという。
崔副首相は「AIIBへの参加国の出資比率は今月末に行われる創設メンバー国の会議で討論されるとみられ、中国の出資比率は25%を超える可能性がある」と指摘。また韓国の出資比率については、「まだ各国の名目GDP(国内総生産)によって決めるのか、購買力に基づいて決めるのか、具体的な基準はないが、3~5%になるのではないか」と話した。
崔副首相との会談で中国の楼財政部長は、「出資比率について各国と個別の話し合いはしていない。創設メンバー国が集まる場で共に討論するべきだと考える」と語っていた。
(編集翻訳 恩田有紀)