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昨年、宝塚歌劇100周年の「顔」を務めた星組トップスターの柚希礼音(ゆずき・れおん)さんが9日夜、宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)での退団公演の千秋楽を迎え、本拠地に別れを告げた。降りしきる雨の中、劇場前であったサヨナラパレードには全国からファン約1万人(宝塚歌劇団発表)が駆けつけ、別れを惜しんだ。
ミュージカル「黒豹(くろひょう)の如(ごと)く」とショー「ディア・ダイヤモンド!!」の公演後、サヨナラショーがあり、代表作の「ロミオとジュリエット」などの劇中歌を涙ながらに披露した。客席からのすすり泣きが響くなか、最後はタカラジェンヌの正装のはかま姿で大階段を下りて「究極の幸せを感じています。宝塚人生、山あり谷ありあったからこそ最高に誇らしい日々でした」と深々と頭を下げた。
柚希さんは大阪市出身。1999年の初舞台当初から逸材と注目を集め、6年間トップを務めた。2013年の台湾公演で主演、昨秋は現役タカラジェンヌとして16年ぶりに武道館コンサートを成功させるなど、人気と実力が抜きんでていた。柚希さんは東京宝塚劇場公演(27日〜5月10日)の千秋楽で退団する。【出水奈美】