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(台北 17日 中央社)交通部航港局の発表で、2014年の台湾地区で一般に公開されている灯台への参観者数が102万人に上ると分かった。今年中にも新たに2基が公開される。
台湾には35基の灯台があり、観光促進などのため、そのうち10基が一般公開されている。以前は6カ所のみ開放されていたが、2013年から2014年にかけて、新たに4カ所で参観が可能になった。
同局の統計によると、2013年の参観者数は約88万人、2014年は102万人となり、年々増加している。参観者数が最も多いのは台湾最南端にある鵝鑾鼻(ガランピ)灯台で、毎日1000人余りが訪れている。
今年新たに一般公開されるのは、富貴角灯台(新北市石門区)と七美嶼灯台(澎湖県七美嶼)。1897(明治30)年に完成した富貴角灯台は日本人が台湾で建設した最初の灯台。しかし当時のものは第二次世界大戦で破壊され、1949年に再建された。一方の七美嶼灯台は、1939(昭和14)年に完成し、日本人が台湾に建設した最後の灯台とされている。
前者は日台間の海底ケーブルや航路設備設置のため、後者は航行時の目印としてや安全に漁業を行うために造られたという。
同局は2016年までに参観が可能な灯台数を13カ所まで増やしたいとしている。
(汪淑芬/編集:名切千絵)