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そろそろゴールデンウイークの予定を考えられる方も多いのではないだろうか。
先日、旅行口コミサイトのトリップアドバイザーが「世界の人気観光都市2015」を発表した。1位はモロッコのマラケシュ、2位はカンボジアのシェムリアップ、3位はトルコのイスタンブールという結果であった。
ここで注目したいのが2位のシェムリアップだ。2013年は同調査で23位、2014年は9位、そして今年は2位と近年人気が急上昇している。世界遺産で有名なアンコールワットに、湖の上に浮かぶ水上家屋……。そこは幻想的で不思議な空気が漂う場所だった。
今回はそんな幻想的で美しい都市、「シェムリアップ」についてご紹介しよう。
■地上からも上空からも楽しめるアンコールワット
おそらく、ほとんどの人が一度は聞いたことがあるであろう「アンコールワット」。死ぬまでに一度は訪れてみたい場所だ。
カンボジア北西部のシェムリアップ州に位置する世界遺産であるアンコール遺跡群の1つである。12世紀に30年以上の月日をかけて建てられた寺院は荘厳な雰囲気をまとっている。特に、日暮れ時の寺院と夕日が水面に反射する風景はまさに絶景だ。
空中から撮影されたアンコールワット遺跡。周囲には他の遺跡が点在しており、森林や川など自然の中に存在している。
ヘリコプターツアーも催行されており、上空から眺めることもできる。四方を濠で囲まれた敷地内に建てられているアンコールワットを一望することができ、地上とはまた違った景色を味わえる。
アンコール遺跡と遺跡を眺める僧侶。数百年もの歴史をもつこの遺跡には、多くの参拝客や僧侶達が祈りを捧げる神聖な場所である。カンボジアの国民の約90%以上が仏教徒であり、アンコールワットだけでなく、遺跡群の中の寺院はいつも多くの僧侶が訪れている。
■水上家屋や住居用の屋形船が集まるトンレサップ湖
シェムリアップの南部に位置するトンレサップ湖。この湖は東南アジア最大の湖として知られている。湖の面積は2,700平方kmほどで、その大きさは日本の琵琶湖の約4倍にも及ぶ。
水上家屋や住居用の船が密集しており、地元の人々は今でもそこで生活を営んでいる。
水上で生活している人々にとって必要不可欠なのが、船である。移動手段として利用するだけでなく、住居や物を売買する店としての機能も果たしている。トンレサップ湖では約100万人以上の水上生活者がおり、世界でも最大規模である。…