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NTTドコモは3月23日、LGエレクトロニクス製のモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION L-01G」を3月25日に発売すると発表した。LTE-Advancedを利用した次世代通信サービス「PREMIUM 4G」に対応する製品で、国内最速となる下り最大225Mbpsの高速通信が行える。
L-01Gは3型タッチパネルディスプレイを搭載しており、端末のみでさまざまな操作が可能。4880mAhと大容量のバッテリーを備え、スマートフォンやタブレットを充電することもできる。Wi-Fi機器との通信状況に応じて自動で電力をコントロールし、バッテリーを長持ちさせる機能を備えた。
通信面では2.1GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz帯の“クアッドバンド”に対応し、従来のLTE(Xi)や3G(FOMA)通信が可能。複数の周波数を束ねて通信するキャリアアグリゲーション(CA)もサポートすることで、下り最大225Mbpsを実現した。さらに中国で使われているTD-LTE(バンド38)も利用でき、現地での国際ローミング通信が高速に行える。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。同時にテザリングできるWi-Fi機器の台数は最大10台まで。
PREMIUM 4Gには、L-01GのほかにHuawei製の「Wi-Fi STATION HW-02G」(2月18日発売)も対応している。対応エリアは全国22都道府県から開始し、2015年度には全国主要都市でも順次サービスを提供する予定。またドコモでは、2015年度早期に、LTE-Advanced対応のスマートフォンを発売するとアナウンスしている。