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会見に出席したレーケンス監督 [写真]=兼子愼一郎
チュニジア代表のジュルジュ・レーケンス監督が26日、日本代表と対戦するキリンチャレンジカップ2015の前日会見に出席した。
同試合は、ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督の就任した日本代表の初陣。対戦を控えてレーケンス監督は、「私はこのチームを率いて、まだ1年。日本は新しい代表監督の初陣であると聞いているので、きっといい試合にしたいという思いが強いだろう。初めての試合は特別だが、素晴らしいスタジアムでいい試合となるように、そして新しい監督が結果を出せるように幸運を祈りたい」と語った。
また、「ハリルホジッチ監督は友人でもある」と明かすレーケンス監督。「フランスリーグで指揮し、監督として判断力に長けた優秀な指導者。アルジェリアを率いて勝者になり、国際的な経験も積んでいるタフな相手」と評する。対戦についても「明日はタフだがいい試合にもなるだろう」と、展開を予想した。
本記事は「サッカーキング」から提供を受けております。
著作権は提供各社に帰属します。
山崎製パンの菓子パンでカロリーが高かったシリーズは……
ジャムやつぶあん、ハチミツなど、いろんな味わいが楽しい菓子パン。その食べやすさから、ついついたくさん食べてしまいがちだが、そのカロリー面を考慮することも自身の健康のためには大切だ。
そこで今回は、有名パンブランド「山崎製パン」のパンの中から、「菓子パン」にカテゴライズされている商品のカロリーを、同社ホームぺージで公開されている「栄養成分表」で確認。カロリーが高い上位5つの菓子パンを紹介しよう。
なお、ラインアップおよびカロリーは2015年3月時点で同ページに紹介されているもので、1袋に複数個入っている商品は、そのうち1個のカロリーで比較した。
1位:「コッペパン ジャム&マーガリン」(525kcal)
2位:「ロシアパン」(520kcal)
3位:「コッペパン つぶあん&マーガリン」(511kcal)
4位:「コッペパン ピーナツクリーム」(475kcal)
5位:「コッペパン ハチミツ&マーガリン」467(kcal)
結果は、「コッペパン」シリーズが4つもランクインするというものになった。昭和30年代に人気を集め、給食などでなじみのある人も多いコッペパンを、現代風に復刻させたこのシリーズ。サクッと軽い食感の食パン生地に、いろいろな味わいがサンドされている。
コッペパンはノスタルジックで素朴な印象ながら、サンドされているものはジャムやマーガリン、つぶあんやピーナツクリームなど、ハイカロリーなものが多い。そのため、このような結果になったことがうかがえる。
ちなみに、同社の人気商品の一つに「ランチパック」シリーズがあるが、こちらのカロリーは抑え目だ。1個で200kcalを超えることはなく、最もカロリーの高い「ランチパック ピーナッツ」でも、1個あたり167kcal。原則2個で1包装のため、1袋食べても350kcal未満となっている。
また、「菓子パン」には属していないが、コンビニエンスストアなどでよく見かける人気商品では「ミニスナック ゴールド(556kcal)」、「ずっしり小倉デニッシュ(528kcal)」など、デニッシュ系の商品がカロリーが高い傾向にある。
五訂増補日本食品標準成分表によると、乳用肥育牛肉のリブロース(脂身つき、焼き)の可食部100gあたりが511kcalと、ランクインした菓子パンとほぼ同等となる。これらの菓子パンを2個、3個と食べることは、リブロースを200g、300gと食べ進めているのと同じという計算になる。
手軽においしい菓子パンだが、ほかの食事時の食事量や栄養バランスに配慮して食べるようにしたい。
写真と本文は関係ありません
宅配チェーンの釜寅は、3月より期間限定(6月15日まで)の新メニュー「いぶり鰹の春釜飯」(1,490円)を990円で販売する特別キャンペーンを東京都・神奈川県を除く一部店舗にて実施している(注文は税込み1,500円以上から)。実施期間は6月15日まで。
「いぶり鰹の春釜飯」は、鰹のたたきをメインの具材とし、しらす、生桜えび、たけのこ、きぬさやを散らした期間限定の釜飯。味の決め手は一緒に炊きこんだ香り豊かな「いぶり鰹」。他の具材と混ぜ合わせることで、より美味しくなるという。また、鰹のたたきは風味をそこなわないよう別の容器に入った状態で届けられ、食べる直前に入れる”後乗せ”タイプとなっている。
ちなみに、同釜飯は、1回の注文につき2釜までの数量制限が設けられている。
国立がん研究センターはこのほど、日本のがん罹患(りかん)数・率の最新推計値を公表した。
男性の全部位における標準化罹患比と標準化死亡数の比較(画像は国立がん研究センター がん対策情報センターより)
同推計値は、国立がん研究センター がん対策情報センターが2011年にがんに罹患(りかん)した全国推計値を算出したもの。集計元のデータは、地域のがん対策に役立てるため、都道府県が1975年より登録している「地域がん登録」のデータで、2011年分においては40県(2010年は30県)が登録を行ったという。
この登録数の増加と登録精度の向上により、従来の罹患数・率だけではなく、各都道府県における主要部位の標準化罹患比(※)および標準化死亡比(※)を算出し、それを地図上に示す試みを今回初めて実践したという。
※年齢構成の異なる集団間の罹患数・死亡数の比較に用いられる方法で、標準とする人口集団と同じがん罹患率であるとしたら、その集団で何人のがん患者が発生するかを予測し(期待値)、実際の罹患数(死亡数)をその期待値で割ったものが、標準化罹患(死亡)比となる。
集計結果による2011年の全国のがん罹患数は下記の通り。
■男性49万6,304人
■女性35万5,233人
■合計85万1,537人
同センターによると、2010年の推計と比較した各部位の罹患数は、男性のみ変化があったという。2010年時に4位だった「前立腺」が今回は2位となっている一方、女性は順位変動がなかった。
各部位の標準化罹患比は下記の通り。
肺の標準化罹患比(画像は国立がん研究センター がん対策情報センターより)
厚生労働省の「平成23年人口動態統計月報年計」において、男性の「死亡数・死亡率」(人口10万対)が最も高かった「肺がん」。
今回の集計では、男性では北海道と青森県、また近畿圏で、標準化罹患比と標準化死亡比ともに高く共通した分布が見られた。 女性では男性ほどの偏りは見られなかったが、北海道および近畿以西で罹患、死亡ともに多い点は共通していた。
胃の標準化罹患比(画像は国立がん研究センター がん対策情報センターより)
男女共に一定規模で死亡数が多い「胃がん」に関しては、標準化罹患比は、男女共に日本海側の県に集中している傾向が見られた。 標準化死亡比よりも、標準化罹患比においてその傾向が強く出ていた。
乳房・子宮の標準化罹患比(画像は国立がん研究センター がん対策情報センターより)
女性に多い乳房および子宮がんのデータも公表された。女性の乳房に関しては、はっきりとした地域の偏りは見られなかった。
前立腺の標準化罹患比(画像は国立がん研究センター がん対策情報センターより)
罹患数が増えているという前立腺も、地域による偏りは確認されなかった。
同センターは今回の発表について、「罹患比と死亡比との差異や、地域差を観察することで予防、早期発見、治療を含む都道府県がん対策に役立てられます」としている。なお、詳細は同センターでも公開している。
ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督に率いられる日本代表が、いよいよ注目の初陣を迎える。就任するまでは日本でほぼ無名だった62歳の指揮官とは、実は日本代表チームのターニングポイントで幾度となく邂逅(かいこう)している。両者にまつわる不思議な縁を紐解(ひもと)いてみた。
岡田武史監督のもと、日本代表の左サイドバックに大抜擢(ばってき)された長友佑都選手
日本代表の転換点と絡んだハリルホジッチ氏
不思議な縁というものを感じずにはいられない。2008年5月24日。豊田スタジアムにコートジボワール代表を迎えた国際親善試合は、その後の日本代表の歴史を語る上でのターニングポイントとなっている。
岡田武史監督のもとで左サイドバックに大抜擢(ばってき)されたのは、明治大学からFC東京に加入して間もない長友佑都。そして、浦和レッズからブンデスリーガのヴォルフスブルクへ移籍して約半年がたった長谷部誠も代表復帰を果たし、ダブルボランチの一角に名前を連ねた。
その年の3月に敵地で行われたバーレーン代表とのワールドカップ・アジア3次予選で、0対1と思わぬ苦杯をなめた直後に岡田監督はこう語っている。
「これからはオレのやり方でやる」。
病に倒れたイビチャ・オシム氏からバトンを引き継いだのが2007年12月。前任者のスタイルをリスペクトしていた部分もあったのだろう。自分の色を出したいと臨んだ一戦でコートジボワール代表を率いていたのが、日本代表の新監督に就任したヴァイッド・ハリルホジッチ氏だった。
「長谷部・遠藤」の鉄板コンビが誕生した瞬間
コートジボワール代表監督に就任したばかりのハリルホジッチ氏は「規律と練習」を徹底。FWディディエ・ドログバをはじめとするスター選手にも妥協を許さない指導のもとで、2年あまりの時間のなかで同国史上もっとも攻撃的とされるチームを作り上げていく。
まだ変貌を遂げていなかったコートジボワール代表に1対0で勝利した岡田監督は、さらなる独自色を出していく。9日後の6月2日に日産スタジアムで行われたオマーン代表とのワールドカップ・アジア3次予選で、それまで攻撃的MFを務めていた遠藤保仁を1列下げてボランチで起用したのだ。
長谷部と組むダブルボランチはアルベルト・ザッケローニ体制下でも不動のコンビとなり、ハビエル・アギーレ前監督も重用している。5日後に舞台を敵地に移して行われたオマーン代表とのワールドカップ予選では、内田篤人も右サイドバックで先発している。
その後の日本代表の主流となった「4‐2‐3‐1システム」のもと、パスとボールポゼッションを重視した岡田監督のスタイルは、2010年のワールドカップ南アフリカ大会の直前になって方向転換を強いられる。
南アフリカ大会の快進撃を導いたコートジボワール戦
大黒柱の司令塔・中村俊輔の不調もあり、岡田ジャパンはセルビア代表、韓国代表、イングランド代表との国際親善試合で黒星を重ねていた。
迎えた6月4日。直前合宿中のスイスで、岡田ジャパンは再びコートジボワール代表戦と対峙(たいじ)する。ハリルホジッチ氏はその年の2月に行われたアフリカネーションズカップで優勝できなかった責任を取る形で、監督の座を追われていた。
しかし、同氏のもとで育まれてきた攻撃的スタイルが容赦なく岡田ジャパンを粉砕する。0対2の完敗を喫したことで、岡田監督は背水の陣を敷いた。
戦術の大転換。中村を外し、最終ラインの前に阿部勇樹をアンカーに置いて守備を固め、ワントップに本田圭佑を抜擢(ばってき)した。日本代表が置かれた現実を直視した「4‐1‐4‐1システム」は奏功し、ワールドカップ本大会でベスト16に進出する快進撃を生み出した。
理想を追い求めるきっかけになったのがコートジボワール戦ならば、勝負師に徹する決断を導いたのもコートジボワール戦だった。ともにハリルホジッチ氏が直接および間接的に絡んでいた点で、数奇な運命を感じさせる。
ハリルホジッチ監督の「引き出し」の多さへの期待
近年はワールドカップごとの4年を代表監督の任期として考えてきた日本サッカー界において、その途中で前任者が変わったケースは1997年10月、2007年12月、そして今年3月と3度ある。
最初の2度は岡田氏が監督として緊急登板したが、ワールドカップ本大会まで残された時間を考えれば、今回のハリルホジッチ氏のケースは「第2次岡田政権」が置かれた状況に似ている。
岡田監督は試行錯誤を重ね、時にはサポーターやメディアから「非現実的だ」という批判を浴び、オシム前監督とも比較されながら土壇場で「堅守速攻」へたどり着いた。
ハリルホジッチ氏はどうか。アルジェリア代表を率いた昨夏のブラジル大会では、優勝したドイツ代表を苦しめた決勝トーナメント1回戦を含めた全4試合で異なるシステムを採用。グループリーグの韓国代表戦で自分たちが主導権を握るスタイルでしっかりと勝ち点3をもぎ取り、ロシア代表戦では危なげない戦いで引き分けに持ち込んだ。王者ドイツには堅守速攻型で臨んでいる。
硬軟併せ持つ柔軟なさい配は、戦い方において複数の「引き出し」を持ち合わせていなかった日本代表が長く求めていたものだ。ロシア大会までの2年あまりという時間があれば指揮官の考え方が十分に浸透し、確実にレベルが上がるのではないだろうか。
かつてコートジボワール代表を変貌させたときにも、2年でイズムをほぼ完璧に浸透させている。チュニジア代表(3月27日・大分銀行ドーム)とウズベキスタン代表(同31日・味の素スタジアム)を迎える初陣でも、早くも異なる戦い方で臨むことを示唆している。
課題が勝利で覆い隠されてしまったザックジャパン
実はブラジル大会の直前に、ハリルホジッチ氏と日本代表が再び巡り合うチャンスがあった。アルジェリアサッカー協会から強化試合の申し入れがあったが、日本サッカー協会は断りを入れている。
アルジェリア協会としては、グループリーグで対戦する「仮想・韓国」として日本代表を位置づけていた。ザックジャパンもコートジボワール代表と同じグループだったが、アルジェリア代表とはタイプが異なると最終的に判断した。
結果としてザックジャパンはニュージーランド代表、キプロス代表、コスタリカ代表、ザンビア代表に全勝。課題や問題点が勝利とともに覆い隠され、いわゆる「自分たちのサッカー」が封じられたときの処方箋を持ち合わせないままで本大会に突入してしまった。
ザッケローニ元監督も残念ながら、別の「引き出し」を用意できる器用なタイプではなかった。もしも南アフリカ大会直前のコートジボワール代表戦のように、完敗という「苦い薬」をハリルホジッチ氏が率いるアルジェリア代表から与えられていたら――。
いまとなっては「たられば」の話になってしまう。だからこそ、ブラジルの地で味わわされた悔しい思いをワクワクする期待感に変えながら、運命の糸に導かれる形で日本代表監督としてタクトをふるうことになった62歳の名将に注目していきたい。
筆者プロフィール: 藤江直人(ふじえ なおと)日本代表やJリーグなどのサッカーをメインとして、各種スポーツを鋭意取材中のフリーランスのノンフィクションライター。1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。スポーツ新聞記者時代は日本リーグ時代からカバーしたサッカーをはじめ、バルセロナ、アトランタの両夏季五輪、米ニューヨーク駐在員としてMLBを中心とするアメリカスポーツを幅広く取材。スポーツ雑誌編集などを経て2007年に独立し、現在に至る。Twitterのアカウントは「@GammoGooGoo」。