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山崎製パンの菓子パンでカロリーが高かったシリーズは……
ジャムやつぶあん、ハチミツなど、いろんな味わいが楽しい菓子パン。その食べやすさから、ついついたくさん食べてしまいがちだが、そのカロリー面を考慮することも自身の健康のためには大切だ。
そこで今回は、有名パンブランド「山崎製パン」のパンの中から、「菓子パン」にカテゴライズされている商品のカロリーを、同社ホームぺージで公開されている「栄養成分表」で確認。カロリーが高い上位5つの菓子パンを紹介しよう。
なお、ラインアップおよびカロリーは2015年3月時点で同ページに紹介されているもので、1袋に複数個入っている商品は、そのうち1個のカロリーで比較した。
1位:「コッペパン ジャム&マーガリン」(525kcal)
2位:「ロシアパン」(520kcal)
3位:「コッペパン つぶあん&マーガリン」(511kcal)
4位:「コッペパン ピーナツクリーム」(475kcal)
5位:「コッペパン ハチミツ&マーガリン」467(kcal)
結果は、「コッペパン」シリーズが4つもランクインするというものになった。昭和30年代に人気を集め、給食などでなじみのある人も多いコッペパンを、現代風に復刻させたこのシリーズ。サクッと軽い食感の食パン生地に、いろいろな味わいがサンドされている。
コッペパンはノスタルジックで素朴な印象ながら、サンドされているものはジャムやマーガリン、つぶあんやピーナツクリームなど、ハイカロリーなものが多い。そのため、このような結果になったことがうかがえる。
ちなみに、同社の人気商品の一つに「ランチパック」シリーズがあるが、こちらのカロリーは抑え目だ。1個で200kcalを超えることはなく、最もカロリーの高い「ランチパック ピーナッツ」でも、1個あたり167kcal。原則2個で1包装のため、1袋食べても350kcal未満となっている。
また、「菓子パン」には属していないが、コンビニエンスストアなどでよく見かける人気商品では「ミニスナック ゴールド(556kcal)」、「ずっしり小倉デニッシュ(528kcal)」など、デニッシュ系の商品がカロリーが高い傾向にある。
五訂増補日本食品標準成分表によると、乳用肥育牛肉のリブロース(脂身つき、焼き)の可食部100gあたりが511kcalと、ランクインした菓子パンとほぼ同等となる。これらの菓子パンを2個、3個と食べることは、リブロースを200g、300gと食べ進めているのと同じという計算になる。
手軽においしい菓子パンだが、ほかの食事時の食事量や栄養バランスに配慮して食べるようにしたい。
写真と本文は関係ありません