政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
タイムリーを放ったソフトバンクの中村晃©BASEBALLKING
4日の西武戦の8回から無得点が続いたソフトバンクが、11日の日本ハム戦で37イニングぶりに得点を挙げた。
37イニングぶりの得点は中村晃のバットからもたされた。1点を追う4回ソフトバンク打線は一死から7番松田宣浩がレフト前ヒットで出塁すると、二死後今宮健太がライト前ヒットで一、三塁にチャンスを広げる。
ここで、第1打席に安打を放っている1番の中村晃が日本ハム先発・上沢直之の初球をライト前に運び、三塁走者の松田が生還。1週間ぶりの得点に工藤公康監督も笑顔がこぼれていた。
本記事は「ベースボールキング」から提供を受けております。
著作権は提供各社に帰属します。
3度目の登板で初勝利を目指す楽天・則本昂大 ©BASEBALLKING
3日ぶりにパ・リーグは3試合すべてが行われる11日。日程がズレたためにややばらけたとは言え、この日は開幕投手を務めた投手が4人登板。3連勝を目指す投手から、3度目の正直で今季初勝利を目指す投手まで。各地でエースたちの投球に注目だ。
◆ 楽天 - オリックス(2回戦)
<コボスタ宮城・14時>
・対戦成績
楽 1 - 0 オ
・最近の成績
楽:●○△○○ ☆引き分け挟んで3連勝中!
オ:●○●●● ※3連敗中…
昨日の初戦は雨の中で楽天が先勝。1つ引き分けを挟んでの3連勝で借金を1つとした。
勝てば勝率5割復帰の大事な第2戦、先発マウンドに登るのはエース・則本昂大。開幕投手を務めながらここまで自身2連敗中。ここまで2試合14イニングで失点は6も、味方の失策が絡んだものもあって自責はわずかに2点と内容的には悪くはない。最多勝を意識する3年目のシーズンだけにそろそろ初白星が欲しいところだが…。
一方のオリックスは今シーズン3度目の3連敗。早くも首位・日本ハムとの差が8ゲームも開くなど、どん底の状態と言える。
今日負ければ開幕から5カード連続の負け越しが決定。なんとか阻止したいチームの先発は新加入のブライアン・バリントン。この右腕も2試合で防御率2.31と好投を見せながら0勝1敗。未だ白星がついてこない。移籍後初勝利でチームの嫌な流れを食い止めることができるか。
西武プリンスと鹿児島の試合は13時、コボスタ宮城の試合は14時プレイボール予定。11日のパ・リーグの試合は以下の通り。
【4月11日の試合予定】
◆ 楽天(則本昂大)- オリックス(バリントン)
<コボスタ宮城 14時00分>
・最近の成績
楽:●○△○○ ☆引き分け挟んで3連勝中!
オ:●○●●● ※3連敗中…
◆ 西武(牧田和久)- ロッテ(涌井)
<西武プリンス 13時00分>
・最近の成績
西:●●○●● ※2連敗中…
ロ:○●●○○ ☆2連勝中!
◆ ソフトバンク(摂津正)- 日本ハム(上沢直之)
<鹿児島 13時00分>
・最近の成績
ソ:○○●△● ※引き分け挟んで2連敗中…
日:○○○○○ ☆7連勝中!
本記事は「ベースボールキング」から提供を受けております。
著作権は提供各社に帰属します。
陸上・男子短距離界のホープ、桐生祥秀(きりゅうよしひで)(19歳・東洋大)が、シーズン初レースで世界を驚かせた。
3月28日、アメリカ・テキサス州で開催された大会の100mで、追い風3.3mの参考記録ながら9秒87の好タイムで優勝したのだ。
「50m以降、スピードに乗っていつもよりリラックスして走れた。9秒台を体感できたのはよかった。次は(追い風2m以下の)公認記録で出したい」
そんな桐生の言葉を借りるまでもなく、日本人初の公認9秒台はすぐにも手の届くところに迫っている。計算上、今回の走りなら追い風2mでも9秒台が出ていたからだ。
桐生の好走について、日本陸連・男子短距離部長の苅部(かるべ)俊二氏はこう語る。
「本人はスタートを変えたと話していました。でも私の印象では、昨年は後半に減速することがあったのにそれが見られなかった。中盤でうまくリラックスしながら、そのまま最後まで駆け抜けたという感じで上体もほとんどブレないでゴールしていましたね。(東洋大の) 土江寛裕(つちえひろやす)コーチが綿密にウエイトトレーニングをやらせているので、その効果が出たのでは」
そして、苅部氏が高く評価するのは記録よりも1位でゴールしたということ。2位の選手はロンドン五輪5位で自己ベスト9秒88。3位の選手も一昨年9秒98を出し、4位の選手も2008年に9秒99を出している。
「追い風参考はなんとも言えない部分もあるのですが、同条件で彼らと走って勝ったことは、やはり公認9秒台と同じ価値があると思います。桐生自身もどちらかといえば、自信になったのは(タイムよりも)勝ったことでは。しかも、誰かに引っ張られ、力を振り絞って出たという感じではなく、普通に走ってそのままトップでゴールして出した9秒87なので」(苅部氏)日本の高速トラックで出た記録ならともかく、反発が弱く軟らかめだったというテキサスのトラックで強豪相手に勝って出た今回の記録は世界のライバルたちを驚かせるもの。本人ならずとも、一日も早い公認9秒台達成を期待したくなる。
「動きはキレていましたが、まだ完全に仕上げてはいないはず。少しのことでは動じない集中力もあり、自信も持っている。すんなり走れるようなら、4月19日の織田記念(広島)が(公認9秒台の)“Xデー”になる可能性も高いと思います」(苅部氏)
屈指の高速トラックとして知られ、2m前後の追い風が吹くことの多い織田記念は絶好のチャンスとなる。
ちなみに、その織田記念では、実は桐生以外にも9秒台を狙える日本人選手がいる。昨年のアジア大会の100m銅の髙瀬慧(26歳・富士通)だ。桐生と同じアメリカの大会では本職の200mに出場し、追い風4.5mの参考記録ながら日本記録に迫る20秒09の好タイムをマーク。こちらも追い風参考とはいえ、アメリカスタイルのカーブのきついトラックで出したタイムだけに価値がある。100mでも9秒台を十分狙えるし、本人も織田記念での桐生との対決に闘志を燃やしている。
4月19日、一挙にふたりの日本人9秒台スプリンターが誕生するかもしれない。
(取材・文/折山淑美)
日本マクドナルドホールディングス(HD)の凋落が止まらない。今年2月の既存店売上高は前年同月比でマイナス28.7%。昨年2月に大雪の影響で前年割れを記録してから13カ月連続、つまり1年以上既存店売上高は落ち続けているのだ。前年同月の実績がないオープン1年未満の店舗も軒並み売り上げが落ち込んでいることから、全売上高も昨年7月から2桁の減少を続けており、今年1月はなんと38.6%の減。2月も28.9%の減と、絶望的な数字を示している。
これを受けて、3月25日に開かれたマクドナルドの株主総会では、サラ・カサノバ社長以下役員陣の減俸と原田泳幸会長の退任を決定。もっとも、それが業績の回復につながるはずもなく、3月以降も厳しい状況は続いていくはず。1971年の創業以来の危機を迎えているのである。
絶不調の原因となったのは、周知のように中国工場期限切れ鶏肉使用問題や、次々と発覚した異物混入問題だが、今回は特に異物混入問題について触れたい。なぜなら、筆者が記憶しているマクドナルドのQSC(Quality:品質、Service:サービス、Cleanliness:清潔)では起こりえないことだからだ。
かつてのマクドナルドは営業が終了すると、清掃専用のキャスト(アルバイト)が店中をピカピカにして、徹底的に清掃を行っていた。客席やガラス窓、植栽など、あらゆるところまで手を抜くことなく清掃していたのである。厨房も同様。営業時間中は厨房のキャストが作業の合間にグリドル(ハンバーガーやバンズを焼く鉄板)をスクレーパーでこすっては焦げ付きを取り除いていたし、閉店後はマックシェイクの機械を分解して水洗いしていた。分解したまま乾燥させるので、朝イチのシェイクマシンの組み立ては、キャストが覚えるべき大切な仕事のひとつだった。
だから、混入問題など起きなかったと断言するつもりはない。人間のやることだから、どこかでミスは起きていたはずだ。しかし、機械を分解・組み立てまでして清掃するというようなCleanlinessの意識をキャストに至るまで徹底させていれば、自然とミスは少なくなっていく。現在のように多発して大問題となるようなことはなかったはずだ。
●24時間営業の弊害
では、そのようなセルフチェックの仕組みがなくなってしまったのはなぜか。理由はいくつか考えられるが、いちばん大きいのは24時間営業のスタートだろう。
営業終了から開店までの時間を清掃作業に充てていたからマクドナルドの店舗はピカピカに保たれていたし、ピカピカの中で作業をするから、営業時間中も店内や厨房をきれいに保とうと努力した。
しかし、24時間営業となると、それまでのように徹底した清掃作業を行うことは不可能だ。厨房設備も休むことなく使用され続けるわけで、こちらもしっかりとした清掃やメンテナンスを行うことができなくなる。これまでのようなCleanliness意識を持つことが難しくなったのである。
マクドナルドが24時間営業をスタートさせたのは06年5月。原田氏が社長に就任して2年目を迎えた時だ。06年の春、同社は「今後の成長戦略」としていくつかの施策を打ち出しているが、そのひとつに「既存事業のより経済的・効率的な事業展開」のために「24時間営業に向けた深夜営業の拡大」を掲げている。要するに、販売する時間帯を広げて売り上げを伸ばすことにしたのだ。
これを受けて、まず200店舗で24時間営業を開始、順次拡大されていった。この当時、東京・渋谷宇田川町のマクドナルドなど24時間化した店舗を何度か見に行ったが、客席の傷み具合がこれまでのマクドナルドからは想像できない状態であった。
その後、既存店のリニューアルが進み、また24時間営業における店舗管理技術などが構築されたこともあって、外見上はきちんとCleanlinessが保たれているように思える。しかし、以前のような「ここまでやるのか」と唸ってしまうほど徹底したCleanlinessの哲学は失われてしまったのであろう。仕組みも変わってしまったし、原田体制の下で、かつてのマクドナルドの良さを保ってきた社員や社員出身のFCオーナーも去ってしまった。だから、異物混入などが続出してしまう企業体質になってしまったのだろう。
13年度連結決算で2期連続の減収減益となったマクドナルドでは、14年度には24時間営業の1800店舗のうち300店舗で営業時間の短縮を実施している。延長した分の人件費や水道光熱費を回収できるだけの売り上げが上がらず、また“マック難民”やホームレスの利用で社会問題化したことがその理由だが、そこに「QSCのレベルアップのために」という発想がないと、いつまでたっても異物混入などの安全問題はなくならないだろう。
(文=山口芳生/ジャーナリスト)
–この連載企画『だから直接聞いてみた for ビジネス』では、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問(?)を、当事者である企業さんに直撃取材して解決します。今回は放送作家の鮫肌文殊氏が、ファーストフード店の深夜料金に関する疑問について迫ります。–
【今回ご回答いただいた企業】
松屋フーズ様、日本マクドナルド様
テレビ業界がどんどん早起きになっている。特にバラエティ番組制作の現場で、その傾向が顕著だ。
業界内で“朝イチ”といえば、午後1時を指すような時代が長く続いていた。番組の定例会議も夜7時スタートが多い。そんな時間から始まるので、会議を終わる頃には日付が変わっていることも多かった。
当然ながら、朝早く起きて満員電車に乗る生活が嫌で、放送作家という稼業に足を踏み入れた。当時の業界では「世間様と時差が4時間くらいある」などと言われていたが、そんな生活が自分には合っていた。たまに「午前中に会議を開く」などと呼び出されれば、作家全員から大ブーイングが飛んだものである。
しかし、時は流れた。「夜遅くに会議をスタートして局員AD(アシスタント・ディレクター)の残業代をたっぷり払うくらいなら、会議時間を早くしろ」という局の方針もあったのだろう。
また、昨今のテレビ業界全体が、コンプライアンスを重視し、世間の常識とズレることを嫌う傾向にあることも影響している。「時差が4時間ある」などと甘えたことを言わず、早起きして一般企業と同じ時間に働けといわんばかりである。
まだ「定例会議のスタートが朝9時」というだけで文句が出る体たらくで、一般の企業に勤めている人の感覚からすれば、ごく普通のことではあるが、定着するには時間がかかるだろう。
個人的な予想としては、テレビ業界の早起き傾向はもっと進むと思う。「3日寝ていません」などと、多忙さを話のネタにするワーカホリックな時代は終わったのだ。他の業界と同じく、有能な人は十分に睡眠を取り、早起きして仕事をする時代がやって来たのだ。
そこで、今回の昭和なギモンである。
テレビ業界が超夜型だった時代。放送作家が台本をはじめとする書き仕事で日々お世話になっていた、24時間営業のファミリーレストランやファーストフード店。
ご存じの人も多いと思うが、ファミレスには深夜料金があり、深夜の利用は割高になる。
しかし、ファーストフード店では客に深夜料金を請求する店は珍しい。それはなぜだろうか。ファーストフード店でも深夜料金を取ってもいいのではないだろうか。●松屋は「深夜料金を検討したこともない」
そこで、牛丼チェーンの松屋を展開する松屋フーズ様に聞いてみた。
「松屋は、なぜファミレスのように深夜料金を取らないのですか?」
担当者 弊社では、そのような話が出たことはございません。
–では、従業員の給料が深夜で上がる分については、どのように負担されているのですか?
担当者 全体の営業の中で対応しております。
–そもそも、深夜料金という発想がないということですね。
担当者 そうでございます。
–ありがとうございました。
●マクドナルド「検討したことはある」
これではらちが明かないので、同じ質問を日本マクドナルド様にも聞いてみた。
「マクドナルドは、なぜファミレスのように深夜料金を取らないのですか?」
担当者 まず重要なのは、深夜の時間帯だけで収益を考えているわけではないということです。例えば、深夜にほとんど利益が出なかったとしても、「マックだったら24時間開いている」というブランドイメージをつくることで、その周辺の時間帯の売り上げも伸びてきます。従って、決して深夜帯だけで損益を見ることはしません。ただ一方で、22時以降は人件費が大きくなるので、収益が悪くなるのは事実です。
–では、深夜料金を取り入れようとしたことはありますか?
担当者 検討したことはございます。今後も、実施する可能性がないとはいえませんが、現時点ではそのような話は一切ございません。
–ありがとうございました。
そうだったのか。検討したことがあるのか。しかし、深夜料金導入に踏み切らなかったマクドナルドはエライ。これからも深夜料金を取らないよう、よろしく頼みます。とはいえ、最近は会議の時間が繰り上がったことで家に帰るのも早くなり、深夜に利用しなくなってしまっている。
夜中にウンウンうなりながら、安い深夜のファーストフード店で台本を書いていた時代が懐かしい。そんな若い頃を思い出した今回のギモンなのでありました。
(文=鮫肌文殊/放送作家)