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ディ・マリア(右)の復調を信じるルーニー(左) [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uに所属する務めるイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、最近調子を落としているチームメイトのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得に必ず貢献してくれると確信している。クラブ公式サイトが伝えた。
今シーズンからマンチェスター・Uに加入したディ・マリアは、デビューと同時にオールド・トラッフォードで人気選手となったが、異なる国、リーグへの順応に苦しんでいる。2月28日に行われ、2-0で勝利したプレミアリーグの前節サンダーランド戦でも状態が上がらず、ルイ・ファン・ハール監督は前半終了後にディ・マリアを諦め、ベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイと交代させた。ファン・ハール監督は試合後、「アンヘルには、プレミアリーグに順応する時間を与えないといけない」とコメントし、ディ・マリアを擁護。
キャプテンを務めるルーニーもディ・マリアの能力を高く評価し、チームにとって必要なタレントの持ち主だと思うかという質問に対し、自信をもってこう答えている。
「もちろん、彼は素晴らしい才能の持ち主。(サンダーランド戦でのパフォーマンスについて)良くない時もある。どの選手も経験すること。彼は素晴らしい選手で、それはすでに証明済み。一夜で素晴らしい才能を失うことはない。ベストフォームを取り戻して、チームのために最高のパフォーマンスを見せてもらいたいね」
ルーニー自身もスランプに陥ったことはあるが、ディ・マリアほどの経験と実績のある選手に特に助言することもないと言う。
「彼は経験豊富だし、自分で克服するはず。彼に限らず、僕ら全員が自分の力でなんとかしないといけない。周りから意見を言われ続けること以上に良くないことはないよ。自分のやり方で克服しないといけないし、今から今シーズンが終了するまでの間、彼はチームにとって重要な存在になる。そう確信しているよ」
サンダーランド戦では先制点となったPK、そして試合を決める2点目をマークしたルーニーは、これまで11ゴールを獲得。今シーズンは中盤で起用されるケースが多いため、この数字は特筆的と言って良い。
「皆が知っての通り、僕は今シーズンMFとして起用されることが多いけれど、記録を見てもらえれば点を取れている。だから、何の心配もしていない。監督が前線で起用してくれて嬉しかったし、2ゴールをあげられたのも良かった。ただ、前節(スウォンジー戦)負けたことを考えれば、チームの勝利が何よりも大事だった」
今後もストライカーでの起用を希望するかを問われたルーニーは、「それは監督次第。以前も話したように、監督の判断だし、どのポジションだろうと、僕は監督の判断を尊重する。たしかに、僕はキャリアを通じてFWとしてプレーしてきたから、何をすべきか理解している。だから、いつだろうと前でプレーする準備はできているよ」と語った。
マンチェスター・Uは、4日に行われるプレミアリーグ第28節でニューカッスルと対戦する。
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